アーカイブ:2012年 4月
経営財務の3061号(2012年4月16日)に「少数株主との取引に関する取り扱いを検討」という記事が掲載されていました。記事を要約すると、1.ASBJは国際的な会計基準に合わせて少数株主持分を資本として取り扱うように変更する方向…
前回のエントリで、電子記録債権の表示がどうなるのかについて書きましたが、理解が不十分だったので追加します。まず、全くフォローしていませんでいたが、実務対応報告第27号「電子記録債権に係る会計処理及び表示についての実務上の取扱い」(平…
試算表に「電子記録債権」というものが計上されているのをはじめて目にしました。随分前に「電子記録債権」というものができたと聞いたことがあるような気がするという程度で、全く知識がなかったので「電子記録債権」について少し調べてみました。…
今回は“比較情報の取扱いに関する研究報告(その2)“までで積み残しになっていた部分についてです。1.比較情報の開示の要否Q9において、特別損益項目に開示されていた固定資産売却益の重要性が変化した時の取扱いについて述べられています…
日立製作所は2012年3月30日に米国預託証券(米国で外国会社の株式を流通させるために発行される、当該株式の権利を表章する証券)の上場廃止をニューヨーク証券取引所(NYSE)に申請することを決定したという発表を行いました。上場を廃止…
前回に引き続き「比較情報の取扱いに関する研究報告」の内容について確認していきます。1.連結子会社における仮決算から正規の決算への変更、親会社・子会社の決算日の変更は会計方針の変更にあたるかこの点についてはQ6で取り上げられて…
2012年3月27日に日本公認会計士協会から「比較情報の取扱いに関する研究報告」の公開草案が公表されました。>研究報告とはいえ、もう少し早く公表してくれればいいのにという気はしますが、参考になる点も多いので内容を紹介します。この研究…
前回に引き続き経営財務3058号(2012年3月26日)に掲載されていた「過年度遡及会計基準適用後の連結財務諸表及び財務諸表の作成にあたっての留意事項」の内容を確認します。同記事で取り上げられていた以下の四項目のうち(1)については…
経営財務3058号(2012年3月26日)に金融庁の方が「過年度遡及会計基準適用後の連結財務諸表及び財務諸表の作成にあたっての留意事項」という記事を書いていました。既に決算が始まってしまっていますが、大きく変わっている点でもあるので…
少し間が空きましたが、今回は消費税の続きです。個別対応方式の用途区分の基本的な内容は以前書いたので、「経理担当者のための消費税個別対応方式適用ガイド」(あいわ税理士法人)で「実践Q&A」で記載されていた項目の中から参考になりそうな事…