閉じる
閉じる
閉じる
  1. 役員等の責任限定契約を再確認
  2. 会計限定監査役に対する責任を問う最高裁判決が下されました
  3. 電子取引制度対象の請求書等を出力保存した場合、「やむを得ない理由」等の…
  4. 届出漏れが原因で不支給となっていた手当は遡及して支払う必要があるか?
  5. KAMの個数は1個が7割超-経営財務誌調べ
  6. 短期前払費用特例適用の留意点
  7. 会計監査人の異動は209件-2021年度モニタリングレポート
  8. 執行役員から社長選出の定款変更が否決された株主総会事例
  9. 電子取引制度、保存要件未充足で青色申告取消になる?
  10. 2021年3月期有報、KAMなしは119社
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

「申告漏れ」「所得隠し」「脱税」の違いは?

本屋でたまたま「国税記者 実録マルサの世界」という本を見かけ、「巨額脱税事件をスクープせよ」という帯に興味を魅かれて購入しました。

国税担当の記者として遭遇した事件のいくつかを紹介しているものですが、気分転換にすこしずつ読もうと思って読み始めました。

その本の最初の方に報道で使われる「申告漏れ」「所得隠し」「脱税」の違いについて書かれていました。
あたらめて聞かれると、たしかに上記三つはみたことがある(あるいは聞き覚えがある)表現です。
あまり意識したことはありませんでしたが、「申告漏れ」は悪意がない間違いというイメージ、「所得隠し」と「脱税」はどちらも悪意があるようなケースが連想され、表現的には「脱税」のほうが強いというイメージをもっていました。

しかしながら、同書による解説によると「申告漏れ」「所得隠し」「脱税」は以下のように使い分けられているとのことです。

「申告漏れ」

「増差所得」のことであり、「この言葉のニュアンスの中には意図的な税逃れも、単なる経理処理上のミスも両方含まれている」とのことです。「脱税の疑いで・・・」というような報道がなされるイメージがあるので、「申告漏れ」というとあまり悪質なものではないというイメージをもっていましたが、「意図的な税逃れ」も含まれるとのことであり、認識を改めました。

「所得隠し」

報道で「所得隠し」と呼ばれるのは、「申告漏れ」のうち「重加算税が課せられる部分」だそうです。重加算税が加算されるくらいなので、相当悪質なものということになります。

「脱税」

報道で「脱税」という言葉が使われるのは、「査察部が地検に告発した事案に限定される。」そうで、「査察部が取り扱う事案は所得隠しの金額が1億円を超えるもの」とのことです。
「所得隠し」も相当悪質ではありますが、悪質かつ巨額になると「脱税」という報道がなされるということのようです。

いままで、ほとんど意識していませんでしたが、これからは報道の表現にも注意してみようと思います。

日々成長。

関連記事

  1. 増税なき復興債発行の可否について(その1)

  2. 「課税資産の譲渡等以外の資産の譲渡等に要するもの」と課税資産の譲…

  3. 税理士に記帳代行を依頼している場合の会計データは誰のもの?

  4. そろそろ確定申告の期限です

  5. トレーダーの本音-世界を支配しているのは政府ではなくゴールドマン…

  6. 山梨県のぶどうの樹はやはり財産評価額も高くなるのか?

カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 11,317,170 アクセス
ページ上部へ戻る