閉じる
閉じる
閉じる
  1. 18監査事務所が会計士資格を誤表記で有報訂正が必要らしい
  2. 内部統制新基準が2025年3月期より適用に(公開草案)
  3. デューデリジェンス(DD)費用の税務上の取り扱い
  4. テレワークの交通費、所得税の非課税限度額適用の有無は本来の勤務地で判断…
  5. プライム市場上場会社、88.1%が英文招集通知を提供
  6. タクシー、インボイス対応か否かは表示灯での表示を検討?
  7. 副業の事業所得該当判断の金額基準はパブコメ多数で見直し
  8. 総会資料の電子提供制度、発送物の主流はアクセス通知+議案等となりそう
  9. 押印後データ交付の場合、作成データのみの保存は不可(伝帳法)
  10. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

住宅ローンを借り換えてみました-下手な運用よりも効果は大きい?

先週長期金利が過去最低記録を更新し、-0.155%を記録したそうです。

マイナス金利が導入されて以降、住宅ローンの金利もかなり大きく低下しています。変動金利で住宅ローンを組んでいる方は半年もすれば何もせずとも適用金利が低下しますが、固定金利を選択しているとそうもいきません。

期間35年の住宅ローンを固定金利2.5%程度で借りた当時は、十分に低い金利で、あとは金利が上昇して貨幣価値が下落すれば借金が実質的に目減りしてラッキーくらいに思っていましたが、今の金利でみると35年固定でも1.2%程度で借入が可能となっています。

返済期間がまだ25年以上も残っている中で、金利が1%以上低下するのであれば、借り換えを実行した方が得策だというのは直感的に理解できます。

金融電卓を使って支払総額を自分で計算してみることも当然できますが、各銀行のサイトに用意されているシュミレーションのページなどを利用して節約できる金額を試算することができます。

例えば新生銀行のサイトを利用して借入残高2,500万円、ローンの残存期間20年、現在のローン金利2.5%であった場合に、現在の適用金利20年固定1.1%で借り換えたとして影響額を計算してみると、金利部分で約390万円の削減が可能となります。
karikae
ローン残高の水準、現在の金利との水準、返済期間によって節約できる額は大きくなったり小さくなったりしますので、実際に自分の条件で計算してみるということをおすすめします。

ただし、借り換えにあたり登記費用等は別途必要となりますので、実際の削減額は上記の金額よりも小さくなります。

というわけで、借り換えをしようと、まずはダメ元で住宅ローンを借りていたソニー銀行に借り換えの申込をしてみました。もし、同じ銀行で借り換えが可能であれば抵当権の登記費用とかかからないかなという淡い期待がありました。

が、当然のごとく、借り換えは他行からの借り換えのお客様に限りますとの連絡があり、それでは他行で借り換えするしかないと借り換え先を探すことにしました。

同じ銀行で借り換えを認めるわけないだろと思ったかもしれませんが(私もダメだと思っていましたが)、同じ銀行での借り換えを認めているケースも出てきているようですので、とりあえずダメ元で聞いてみるというのはアリだと思います。もっとも、どうせ借り換えるのであれば金利や手数料を勘案して、最も有利な銀行を選択したほうがよいですが・・・

以前検討した候補がソニー銀行、新生銀行、住金SBIネット銀行だったのですが、現在の金利をみてもやはり固定金利で考えるのであればこの三行が選択肢となるというのは変わりないようでした。

ソニー銀行は選択肢からはずれたので、新生銀行か住金SBIネット銀行で検討しましたが、見かけ上、住金SBIネット銀行の金利は低いものの借り換え時の事務手数料が融資金額の2.16%となっており、初期費用を考えるとそれほどメリットはないと判断し、新生銀行のローンを選択しました。

無事借り換え審査を通過し、当初20年固定、1.1%というアホみたいな低金利で借り換えを実行し、返済総額で300万円以上の節約が可能となりました。登記簿、住民票や印鑑証明を取りにいったり、住宅購入時の書類をコピーしたりと若干手間はかかりましたが、こんなもんで300万円以上のメリットがあるのであれば何回やってもよいという程度のものでした。

最大の問題は銀行の審査に通過するかどうかではありますが、とりあえずシュミレーションをして、削減可能な金額を確認してみれば、やる気になるかもしれません。感じ方はひとそれぞれですが、思っているほど手間はかからないのではないかと思います。

関連記事

  1. 2011年経済危機?

  2. SBIホールディングスもオリンパスに続いてしまうのか?

  3. ムーディーズも日本国債を格下げ(その2)

  4. 「スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション」-CEOを退きました…

  5. 尖閣で世界の目、例によって冷淡-日経ビジネスオンラインより

  6. 23区格差ー池田利通著




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 12,852,221 アクセス
ページ上部へ戻る