アーカイブ:2011年 4月
電力不足による停電を回避するため休憩時間だけに限らず一部の電気を消灯して業務を行っている会社が多いようです。極端な会社の場合には、ほとんど消灯に近い状態で作業を行っているエリアがあったりします。かなり特別な事情によるものですが、そう…
大量合格者の就職難救済を目論んで導入が検討されていた「企業財務会計士」制度ですが、「関連法案から同制度の創設を削除する修正案を野党が提出し、参院財政金融委員会で21日、可決され」、導入が見送られることになりました。企業が必要としてい…
今回の3月決算から、連結財務諸表に対してのみ適用開始となる「包括利益の表示に関する会計基準」により作成が必要となる「連結損益及び包括利益計算書」(1計算書方式の場合)あるいは「連結包括利益計算書」(2計算書方式の場合)と連結計算書類との関係…
子会社の業績が芳しくなく実質価額が著しく下落していた場合には、個別財務諸表上で子会社株式に対し評価損(減損)を計上する必要がありますが、従来、この評価損に対して繰延税金資産を計上していたケースがあります。繰延税金資産を計上できるとす…
東日本大震災の復興財源確保のため、消費税を期間限定で増税する案が政府内で浮上しており、現在5%の税率を3年程度、3%引き上げる案を中心に検討されると報道されています。個人的にこの案は悪くないと思いますが、反対の意見も多いようです。…
以前のエントリでCAGRについて書きましたが、財務省が公表している法人企業統計のデータを用いて、日本全体(金融保険業を除く)で売上高および労働生産性がどのような傾向にあるのかを計算してみました。なお、労働生産性は従業員一人当たりの付…
今回の3月決算で、会社法の計算書類の注記を作成していて再度、今期から適用開始となる新基準を確認しました。基準を一覧にまとめると以下のとおりです。会社法の計算書類(単体)のみの場合だと、関連するのは資産除去債務と棚卸資産の…
海江田経済産業相が15日の閣議後会見で、損害賠償の原資は東電の収益から捻出するとの考えを強調したことからすると、東電はこのまま生かされるという流れになっていますが、それでいいのかを考えてみました。政府としては、電力の安定供給に支障が…
少し前から言われていましたが、たくさん合格させたらJ-SOXが終わって余り出した会計士の処遇として、いわゆるフルスペックでない会計士を「企業財務会計士」という制度として創設する法案が国会に提出されたそうです。現状の会計士との違いは、…
クラウド型のサービスとして提供するためソフトウェアの制作費は、「研究開発費等に係る会計基準」や「研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針」(企業制度委員会報告第12号)でいうところの「市場販売目的のソフトウェア」と「自社利用のソ…