カテゴリー:その他法律
平成27年9月2日に公布された「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」が9月16日に施行されました。今回の改正では、「知る前契約」「知る前計画」に係るインサイダー取引規制について包括的な適用除外規定が創設されたこと…
商業登記規則等の一部を改正する省令(法務省令第5号)が平成27年2月3日に交付されたことにより、役員の就任や代表取締役等の辞任の登記の際の添付書面が改正されることとなりました。就任登記時役員の就任登記にあたり必要とされる添付書類…
条文の読み方(その6)として「場合」・「とき」・「時」をとりあげます。今回も「条文の読み方 法制執務用語研究会 有斐閣)を参考にさせていただきました。1.時最初に理解しやすい「時」から取り上げます。「時」はある時点を…
条文の読み方(その5)として、「者」・「物」・「もの」についてです。漢字から「者」と「物」の違いはイメージできますが、「もの」がどういった場合に使われるのかがポイントです。1.者「者」は、法律上の人格を有するもの(自然人及び…
先日、マウント・ゴックスが経営破綻したことで一層注目されたビットコインですが、その後政府からは、ビットコインを通貨と認めずモノとして取扱い売買益には課税するという見解が示されました。ビットコインにしてもFXにしても、目に見えない電子…
2013年12月に金融審議会がとりまとめた「新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループ報告(案)」において「提出会社の損害賠償責任の見直し」が取り上げられています。現行の金商法においては、虚偽記載等に…
今回は前回の続きで借地権についてです。4.借地権の対抗要件前回述べたように建物所有目的の地上権と土地賃借権を借地権といいます。この借地権を第三者に対抗するためには登記が必要です。借地権の登記にはいくつかのパターンがあ…
今回は借地権についてです。1.定義借地権とは、建物所有目的の地上権と土地賃借権をいうとされています(借地借家法2条1号)。簡単にいえば、他人の土地を借りて、その土地の上に建物を建てた場合に土地を借りた人が有している権利が借地…
今回は条文の読み方(その4)ということで、「係る」と「関する」についてです。参考資料は「条文の読み方」(法制執務用語研究会)です。用途いずれも、ある言葉とある言葉をつなぐために用いられる用語で、前の言葉があとの言葉の内容を特定し…
今回は条文の読み方(その3)で「遅滞なく」、「直ちに」、「速やかに」の使い方を確認します。今回も「条文の読み方」(法制執務用語研究会)を参考にしています。用途「遅滞なく」・「直ちに」・「速やかに」はいずれも「すぐに」という意味で…