カテゴリー:人事労務
いまさらですが平成24年3月末をもって適格退職年金の税制上の優遇措置がなくなります。2011年4月18日号の税務通信によれば平成22年末で10,376の適年契約が残っているとのことです。(税制)適格退職年金(以下「適年」)は、196…
前回のエントリの続きです。 ビジネスガイド2012年1月号「裁判例をふまえた定額残業代未消化部分の翌月以降への繰越しの実務」によれば「裁判所で定額残業代が争われるケースのほとんどで、労働者から小里機材事件が引用され、かかる基準を満た…
随分前に“定額残業代の未消化部分の繰越の可否(SFコーポレーション事件)”というエントリを書きましたが、ビジネスガイド2012年1月号で「裁判例をふまえた定額残業代未消化部分の翌月以降への繰越の実務」という記事が載っていたので内容を紹介しま…
パート・アルバイトの社会保険の加入については、実務上、以下の二つの基準の両方を満たすときに健康保険・厚生年金保険の加入義務が生じるとして処理されているのが一般的です。①その者の1日または1週間の労働時間が、その事業所の同じ業務に従事…
会社のメールは監視されているから、私用メールはやめた方がいいよという話をたまに聞きます。 そもそも会社のメールで私用メールをすること自体に問題があると言えば、多くの人が同意すると思うのですが、そうはいってもメールの中身を監視されて…
今回は、育児休業期間中の社会保険料保険料についてです。ごく簡単に言えば、従業員負担分も事業主負担分も社会保険料が免除されます。ところで、育児休業期間中に賞与を支給した場合も賞与に係る社会保険料が免除されるでしょうか?多くの会社におい…
最近では、メンタルヘルス不調によって休職中の従業員がいるケースが多くなっています。2010年9月に独立行政法人労働政策研究・研修機構が公表した「職場におけるメンタルヘルス対策に関する緊急調査」(中間集計結果)によると、メンタルヘルスに問題を…
昨日Yahooのニュースに”「下位5%」評価2回で退職勧奨 サイバー藤田晋社長のミスマッチ制度”という記事が載っていました。すごい制度だなと思って内容を見てみると、上記の要件に該当した場合には「部署異動または退職勧奨を選択してもらう…
先週のことになりますが9月29日に厚生労働省の年金部会で提示された厚生年金制度の改革案が話題となりました。この案は、二分二乗方式といわれるもので、専業主婦(いわゆる3号被保険者)について、夫が支払った保険料の支払い額は妻が共同して支払ったも…
アマゾンで「労務管理における労働法上のグレーゾーンとその対応(弁護士・野口大著)」をおすすめされて、人事にかかわる者であれば誰もが気になるであろう「グレーゾーン」という言葉に負けて購入してみました(数は少ないですが、アマゾンの書評も好評価だ…