カテゴリー:人事労務
今年は7月10日が日曜日なので申告期限は7月11日までとなりますが、間もなく平成23年度の労働保険の申告期限をむかえます。 早く納付しても保険料が安くなるわけではないので支払いは期限ぎりぎりにするケースが多いのではないかと思いますが、申…
「精神障害を事由とする労災申請(その2)」の続きです。前回も紹介しましたが、業務上外の判断は以下のような手順で行われます。(「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の第2回の資料2より抜粋)そして、上の大きなボ…
今回は「精神障害を事由とする労災申請(その1)」の追記になります。2011年6月14日に厚生労働省から平成22年度の「精神障害等の労災補償状況」のデータが発表されました。平成22年度の「精神障害等」による労災の請求件数は11…
「精神障害を事由とする労災申請(その1)」の続きです。前回も記載しましたが、厚生労働省作成の「精神障害等の労災認定について」によると、「精神障害」が業務上の疾病として認められる判断要件は、以下のようになっています。(厚生労働…
定時決定における保険者算定の基準について、以下の基準が平成23年4月1日から新たに追加されました。<追加される基準>「当年の4、5、6月の3ヶ月間に受け取った報酬の月平均額から算出した標準報酬月額」と「前年の7月から当年の6月ま…
そろそろ平成22年度版がでる頃ではないかと思いますが、「平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について」によると、うつ病等の「精神障害等」による労災の申請件数等は以下の図表のように増加傾向にあります。…
日本マクドナルド事件(東京地判平成20年1月28日)で、注目を集めた「名ばかり管理職」の問題ですが、確認ついでにまとめておきます。この判例が有名になったのは、マクドナルドの店長が労働基準法の管理監督者と認められなかったためです。つま…
就業規則等の定めに従って出張手当が支給される場合、出張手当と所得税や消費税の関係がどうなっているのかが今回のテーマです。 1.源泉所得の対象となるかまず出張手当が、給与等として源泉徴収の対象となるかですが、基本的には出張手当は出張に…
病気やけがにより会社を休職した場合は無給としている会社が多いですが、一方で一定の要件を満たす場合は健康保険により傷病手当金の支給を受けることができます。この場合問題となるのは、本来従業員が負担すべき社会保険料や住民税をどうするかです…
今回は、「休職制度と労働法(その2)」の続きで、休職が終了した時の取扱いについてです。4.休職の終了休職は、休職期間が終了し、または休職事由が消滅することによって終了します。したがって、労働者の立場からすれば、期間内に休職事由が…