カテゴリー:開示
経営財務3073号(2012年7月16日)に“平成25年3月期の第1四半期決算開示の留意点”という記事が掲載されていました。結構な分量だったので、今回の四半期でそんなに変わったことがあったかと若干あせりましたが、結論からすると平成2…
今回は、会社が福利厚生目的で保有している保養所や社宅が「賃貸等不動産の時価等の開示に関する会計基準」(以下「基準」という)でいうこところ「賃貸等不動産」の範囲に含まれるか否かについてです。結論からすれば、福利厚生目的で保有している保…
今回のテーマは、関連当事者の範囲に親会社の親会社は含まれるのかです。きっかけは、FACTAの7月号の「SBIが「中間持ち株会社」挟み目隠し」という記事の中で、以下のように記載されていたことよります。「SBIとSBI証券とのこ…
2か月位前に“決算短信の業績予想開示に自由記載形式が認められました“というエントリを書きましたが、2012年6月13日に東証から「平成24年3月期決算短信の開示状況について」が公表され、自由記載形式を採用した会社数等が明らかになりました。…
経営財務の3068号(2012年6月11日)に「未適用の会計基準等に関する注記」という記事が掲載されていました。「未適用の会計基準等に関する注記」は「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」が適用されたことにより、2012年3月…
前受収益は、「一定の契約に従い、継続して役務の提供を行う場合、いまだ提供していない役務に対して支払を受けた対価」を計上するのに用いられる勘定です。この前受収益について、流動固定分類をどのように考えるべきなのかが話題にあがることがあり…
随分前に株主総会前に有価証券報告書の提出ができるようになったという話を何かで読んだ記憶がありますが、経営財務3067号(2012年6月4日)に「総会前の有報提出広がらず」という記事が掲載されていました。株主総会前の有価証券報告書提出…
平成24年4月24日にASBJから「包括利益の表示に関する会計基準」の改正案が公表されました。コメントの意見募集期限は平成24年5月25日までとされています。今回の改正は、主に検討課題となっていた以下の2点に対応するものです。1…
前回の「追加情報」についての続きです。「追加情報」については、会計士協会から監査・保証実務委員会実務指針第77号「追加情報の注記について」という実務指針が公表されています。 この実務指針は、企業会計基準第24号「会計上の変更及び…
平成23年3月31日は土曜日で金融機関の休日でした。したがって、3月決算の会社では追加情報として「期末日満期手形」の注記を行うかどうかを検討する必要が生じます。そもそも「追加情報」を記載しなければならない根拠はどこにあるのかを確認し…