カテゴリー:IFRS
後退した感のあるIFRSの適用ですが、2011年11月21号の経営財務に「グループ内に減価償却統一の動き」という記事が掲載されていました。主な内容は、「平成24年3月期第1四半期では、上場企業44社が償却方法を変更しているが、このう…
eIFRSという有料のサービスを利用しているので、基準の改定が行われるとしばらくして冊子が送られてきます先週IAS19号(退職給付)とIAS1号(財務諸表の表示)の改定に関する冊子が送られてきました。そういえば、IAS19号(退職給付)の改…
IFRSにおいて固定資産の減価償却方法に定率法を採用することができるかという点については何度か書きましたが、IFRS財団が昨年11月に公表した教育文書「減価償却とIFRS」(Depreciation and IFRS)を根拠に定率法の採用が…
IFRSを適用している子会社で機能通貨を変更した場合はどのように処理すべきかが今回のテーマです。IFRSではIAS21号「外国為替レート変動の影響」において外貨換算について規定されています。日本基準では、外貨建取引等の会計処理に関す…
韓国の子会社の試算表を確認したら、純資産の部の資本金の下に資本調整として「株式割引発行差金」というマイナス残高の項目があり、これは何だ??ということで内容を確認しました。株式会社ポスコの第43期第3四半期報告書(平成22年9月30日…
今回はIAS10号(後発事象)についてです。日本基準と比較すると、財務諸表公表の承認日の開示が求められている点と継続企業の前提に疑義がある場合には、注記で開示が求められるのではなくそもそも継続企業の前提で財務諸表を作成することが認め…
日本の親会社が海外の子会社の財務諸表を連結する際には、のれんの償却等、最低限調整が求められる項目があるものの国際会計基準あるいは米国基準であればその数値をもって連結することが認めれられています。そのため、国際会計基準や米国基準ではな…