カテゴリー:消費税
平成23年度税制改正により3月決算の会社で、かつ、課税売上高が5億円超の会社は平成24年4月1日以降開始事業年度から消費税について95%ルールが廃止されることとなります。3月決算の会社では、もう間もなく新事業年度が開始されますので、…
今回は貯蔵品にかかる消費税の課税仕入れの時期についてです。結論からすれば、基本的に購入時に仮払消費税をとってよいものと考えられますが、事務処理の便宜や理解のしやすさを考えると税込で計上したほうがよいものもあると思います。1.…
法人税の中間申告については、前年の納税額の半額を納税する予定申告を行っている会社が多いと思いますが、仮決算を行って中間申告する方法も認められています。この仮決算による中間申告については、平成23年税制改正によって、平成23年4月1日…
前回のエントリで紹介した2011年9月5日号の税務通信に「課税資産の譲渡等以外の資産の譲渡等に要するもの」および「課税資産の譲渡等とその他の資産の譲渡等に共通して要するもの」についても書かれていたので、以下まとめておきます。(1)「…
以前の“「課税売上にのみ要するもの」とは具体的にどんなもの?”というエントリで課税売上にのみ要するものの内容について書きましたが、やはり同じような疑問を持つ人は多いようで2011年9月5日の税務通信で取り上げられていたので補足します。…
消費税の仕入税額控除について個別対応方式を採用した場合には、課税仕入を①課税売上にのみ要するもの②非課税売上にのみ要するもの③課税売上と非課税売上に共通して要するものの3つに区分する必要があるという点は以前も書きましたが、現実問題として納税…
10日位前の「自動車保険の免責部分は消費税の課税対象?」というエントリで自動車保険の免責分の消費税の取り扱いについて、税務署(電話相談センター)に確認しようと書いた後しばらく経ってしまいましたが、電話して消費税の取扱いについて確認しました。…
社用車で自損事故を起こして、修理代金がそこそこかかりそうなので自動車保険を利用することにした会社がありました。この自動車保険は、免責金額が5万円に設定されていたため、ディーラーから免責金額分(5万円)の請求が会社に直接来ました。残り…
前回のエントリで平成24年4月1日以降開始事業年度から、課税売上高が5億円超の事業者はいわゆる95%が適用されなくなるということを書きました。そして、普通預金の利息くらいはあると思うので、課税売上割合が100%になることは稀で、一括…
前回のエントリで出張手当と所得税や消費税の関係を確認したので、ついでに通勤手当との関係についても確認しておきます。1.源泉徴収の対象となるか(所得税との関係)この点については、特に確認が不要というくらい広く知られていると思います…