カテゴリー:消費税
少し前に”インボイス制度の消費税端数処理はインボイス単位でしか認められない”で書きましたが、2023年10月1日から導入されるインボイス制度では、請求書等に記載する消費税等に係る消費税額等に係る端数処理について一請求書当たり税率毎に1回とす…
以前"ムゲンエステートに続きエーディーワークス(東一)が仕入控除否認で不服申立へ"で記載しましたが、収益不動産賃貸・販売事業を営む株式会社エーディーワークス(東証一部)が、2018年9月28日に「過年度消費税に関する更正通知書受領(2018…
すこし前に"キャンセル料100%ならキャンセルすると損なのか?”で書いた内容に関連する記事が税務通信3524号の税務相談に掲「損害賠償金の請求額に消費税相当額が含まれている場合の仕入税額控除の可否(和氣 光 税理士)」載されていました。…
インボイス制度の導入は2023年10月1日からとされており、とりあえず後で確認すればいいやと思っていましたが、税務通信3523号に掲載されていた記事により、消費税額の端数処理への対応のインパクトが大きいといわれているという事実に初めて気づき…
再開発や老朽化したビルの建て替えなどにより賃借しているオフィスから立退きを求められることがあります。この際、立退きに応じる代わりに賃借人に対して立退料が支払われることがありますが、法人が収受した立退料の消費税の取扱いはどうなるのかが今回のテ…
T&A masterで度々取り上げられているマンション販売事業者の仕入れ税額控除否認問題で、ムゲンエステートに続き、東証一部上場のエーディワークスが不服申立を行う方針とのことです。(T&A master No.752「仕入控除否認で東1上場…
税務通信3519号の「裁判例・裁決例」に「非公表裁決 契約日ベースの課税仕入れを認めず」という記事が掲載されていました。これは、不動産等を利用した消費税の還付スキームで税務当局に否認され、裁決で棄却された複数ある非公表裁決の一つとの…
税務通信3517号の税務の動向に「海外サイトへの掲載手数料等に係る消費税の誤り散見」という記事が掲載されていました。タイトルのとおりの内容なのですが、「インターネット広告や宿泊棟の予約サイトへの施設情報の掲載など、海外のサイト運営会…
経営財務3565号に「ここが変わる!収益認識の会計・税務 第1回 商品券~非行使部分の取扱いに留意」という記事が掲載されていました。上記は、収益認識会計基準が適用された場合に、従来の会計処理から変更される論点を中心に、数回にわたり連…
キャンセル料といわれるものの中には、解約に伴う事務手数料としての性格のものと、解約に伴い生じる逸失利益に対する損害賠償金としての性格のものとがあり、逸失利益に対する損害賠償金としてのキャンセル料については消費税の課税対象とはなりません(消基…