カテゴリー:税金
連結納税(その5)では、詳細な確認を省略したので、今回は特定連結子会社の範囲について確認します。「特定連結子会社」に該当すれば、その子法人で課税所得が生じた場合のみに限定されるという制約はあるものの、連結納税を開始しても繰越欠損金を…
連結納税のメリットについては、"連結納税(その4)”までで書いたので、今回は連結納税のデメリットについてです。一度連結納税を選択すると、やむを得ない事情があるとき以外は継続適用が必要となりますのでデメリットについてもよく理解しておく…
以前“過年度遡及修正と税務の関係”というエントリで、会計上遡及修正した場合に法人税法上別表五(一)とのズレはどうするのかという点について触れましたが、これに関連して今年度の税法改正により過年度遡及修正の内容を記した注記表などが申告書の添付書…
“連結納税(その3)-導入のメリット(税額控除)”の続きです。連結納税のメリットについて書いてきましたが、今回は(4)および(5)についてです。なかなか進まないので、連結納税はメリットだらけなのかと自分でも勘違いしてしまいそうですが、連結納…
「連結納税(その2)-連結納税を導入するメリットは?」から少し期間が空いてしまいましたが、前回の続きです。連結納税のメリットについて途中で終わってしまったので、今回はその続きとなります。連結納税のメリットについて確認しておくと以下の…
前回のエントリで紹介した2011年9月5日号の税務通信に「課税資産の譲渡等以外の資産の譲渡等に要するもの」および「課税資産の譲渡等とその他の資産の譲渡等に共通して要するもの」についても書かれていたので、以下まとめておきます。(1)「…
以前の“「課税売上にのみ要するもの」とは具体的にどんなもの?”というエントリで課税売上にのみ要するものの内容について書きましたが、やはり同じような疑問を持つ人は多いようで2011年9月5日の税務通信で取り上げられていたので補足します。…
連結納税制度とは、企業グループを1つの納税単位として、法人税を申告・納付する納税制度のことで、国内に所在する親会社とその100%子会社および100%孫会社を法人税の計算上、一つの納税単位とみなしてそれぞれの所得及び欠損を通算して申告納税する…
連結納税制度は平成14年税制改正により日本でも導入されていますが、実際に連結納税をおこなっている会社は少なく事例として遭遇することもありませんでした。国税庁が発表している「平成20事務年度法人税等の申告(課税)実績及び調査実績の概要…
以前のエントリで控除対象外消費税が生じると交際費の損金不算入額の計算の手間が増えるという内容を書きましたが、そもそも交際費に該当するかどうかの判断への影響があるのかが今回のテーマです。いわゆる五千円基準の判定を控除対象外消費税加味後…