カテゴリー:経済
前回の続きです。副島氏が中国の経済に明るい見通しをもつ最大の根拠は、「今の中国に世界経済をけん引するだけの潜在的に巨大な需要(消費力、購買力)がある」ことだと思います。世界同時不況で、輸出が沿岸部で停滞して生じた不況を内陸部や周…
「2012年中国経済は減速する?」というタイトルで中国経済について減速を予測する立場の意見を紹介しましたが、今回は全く逆の立場の意見を考えてみます。今回は、「中国バブル経済はアメリカに勝つ」(副島隆彦著)という書籍を参考にしました。…
前回は「日本は破産しない!」(上念司著)という書籍で共感した点について述べましたが、今回は疑問点について述べることとします。①筆者は、日本国債の金利の低さはダントツで、この金利の低さは日本国債を買いたい人がたくさんいて、人気があり、…
S&Pに続きムーディーズも日本の国債を格下げしました。個人的にはもっともという気がしますが、日経新聞のHPで長期金利の動きを見る限りマーケットは全く反応していないようです。Yahooニュースの記事は以下のようなものでした。---…
GDPを基準とした場合、世界第2位の経済大国となった中国の将来については世界が注目しているところだと思いますが、将来の見通しについては色々な見方があるようです。中国の動向は日本にも大きく影響するので、私も中国について少し学ぼうといく…
中国は2010年も二桁成長を維持したと見られているようです。すごいですね。しかしながら一方で、高度成長を遂げていながら社会不安が進んでいるとのことです。その原因の一つが、中国経済の打ち出の小槌に起因しているらしいのです。中国…
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が27日に日本の長期国債の格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に1段階引き下げさげました。「ダブルAマイナス」という評価は、サウジアラビア、中国、台湾等と同じ評価で、欧州で財政…
今朝、インターネットのニュース欄で、「<林原>事業再生ADRを申請 巨額投資が経営を圧迫」という記事が目につきました。毎日新聞社が配信した記事は以下のとおりでした。「甘味料トレハロースの開発・製造で知られるバイオ関連企業「林原(…
日経新聞のWeb版を見ていたら、以下の記事が目に留まりました。「今年春に卒業予定の大学生の昨年12月1日時点の就職内定率が68.8%で、前年同期を4.3ポイント下回ったことが文部科学省と厚生労働省の調査で18日分かった。現在の方法で…
2011年1月18日号の週刊エコノミストに福井県立大学の服部茂幸教授が「米国の失われた10年が始まった」という記事を書いていました。FRBのバーナンキ議長が、現在の異常な失業率が正常化するには4~5年かかるとTVインタビューに答えた…