カテゴリー:会計
基本的な事項の確認ですが、今回は固定資産の減損の兆候についてです。固定資産の減損に係る会計基準の適用指針(企業会計基準適用指針第6号)において、固定資産の減損の兆候がいくつか例示されていますが、その中でも、多くの人に認識されているのが、営業…
平成30年3月期の有価証券報告書作成に係る主な改正点(その2)の続きです。前回は、ASBJの有価証券報告書作成要領(平成30年3月期提出用)で主な改正点として取り上げられていた項目のうち「ディスクロージャーワーキング・グループ」報告…
2018年3月30日に企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」、企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」がASBJより公表されました。適用開始は3年後の2021年4月1日以後開始連結会計年度及び事業…
前回に引き続き、2018年3月期の有価証券報告書作成に係る主な改正点としてASBJのセミナーで取り上げられていた事項についてです。前回は経理の状況以下の改正点について取り上げたので、今回はそれ以外の部分について確認します。経理の状況…
少し前に”18年有価証券報告書から適用される開示内容の改正点”で18年3月期の有価証券報告書の改正点について簡単に確認しましたが、今回はASBJの有価証券報告書作成セミナーの内容に基づき、もう少し詳細に改正点等を確認します。2018…
2018年は3月31日が土曜日のため、3月決算会社の場合、本日が今期の最終営業日というケースが多いのではないかと思いますが、適時開示情報を確認していたところ、有償ストック・オプション、あるいは、有償新株予約権に関する適時開示が目につきました…
税務通信3499号に公認会計士・税理士の太田達也氏による「平成30年3月決算における税効果会計の実務~最新の税率を踏まえて~」という記事が掲載されていました。基本的に追加で改正があったわけではありませんが、近年の改正によって税率変更…
日本公認会計士協会は2,018年3月15日付で「期末監査機関等に関する実態調査報告書」を公表しました。この報告書は、11の監査法人の協力のもと、上場会社 200 社の監査業務についてアンケート結果に基づくもので、このようなアンケート…
以前書いたことがあるような気がしたのですが、どうやら気のせいだったようなので、今回は財務諸表等規則第49条1項十号に規定されている「預り金。ただし、株主、役員又は従業員からの預り金を除く。」についてです。たまにある質問が、「ただし、…
経営財務3350号のニュースに「有報等提出遅延による上場廃止、過去5年で4社」という記事が掲載されていました。東芝の不正会計でも話題となりましたが、取引所が定める上場廃止要件の一つに、有価証券報告書等の提出遅延があります。とはいえ、…