カテゴリー:所得税
競馬で当てた払戻金を申告していなかったとして約5億7000万円を申告していなかったとして所得税法違反に問われている大阪市の男性の論告求刑公判が本日行われたそうです。検察側は「納税にあてるべき払戻金で他の馬券を購入しており、酌量の余地…
今回は、複数枚の請求書がある場合の専門家報酬に対する源泉徴収についてです。複数の案件を依頼しているような場合には、その案件ごとに請求書が送付されてくることがあります。そして、案件毎では報酬額が100万円以下であるため、請求書上で源泉…
個人の事業所得の申告について、当然のごとく青色申告を選択していたこともあり白色申告について誤解していた点に気づきました。それは、「白色申告であれば現金主義が認められる」というものです。たまたま別件で調べ物をしていて気づきましたが、所…
平成25年からは復興特別所得税が加わり、源泉税率が変更になりますが、この件に関連して税務通信3242号(2012年12月17日)に興味深い記事が掲載されていました。というのは、税理士等報酬の課税時期の判断は原則として役務提供完了日で…
今回は年末調整における生命保険料控除についてです。以前も書いていますが、生命保険料控除については平成22年度税制改正によって、平成24年1月1日以後に締結した生命保険契約等に係る生命保険料控除が変更されています。要約すれば、従来は、…
今回は、海外支店に転勤していた従業員が日本の本社に戻ってきた場合の源泉徴収についてです。給与計算期間と一致するように帰ってくればよいですが、そんなにうまくいかないため、帰国した月の給料は日本で支払われることがあり得ます。つまり、その…
最近でいえば、名門太平洋クラブが破たんしたように、保有しているゴルフ会員権のクラブが破綻するということがあります。しかしながら、財政的に破たんしている場合であっても、従来の会員権保有者にプレー権は残存し、預託金のみ切り捨てられるということが…
2012年10月号の「税理」に「損賠賠償金等名義の金員の授受と課税所得・非課税所得の判断」という論文が掲載されていました。東日本大震災に伴う原子力発電所の事故による損害賠償金に関連して国税庁から文書回答がなされたことを受けて、最近ではよくあ…
今回は、社員旅行費用の税務上の取扱いについてです。問題となるのは、会社負担分を福利厚生費として処理できるか、給与としなければならないかです。したがって、源泉所得税の問題を除けば、会社サイドとしては福利厚生費あるいは給与のいずれかとし…
税務通信3222号(2012年7月23日)に「外国親会社から付与されたSO行使益 支払調書に記載を義務化」という記事が掲載されていました。外資系金融機関の日本人子会社の従業員が海外で行使したストックオプションの行使益を申告しなかった…