タグ:国際消費税
税務通信3509号の税務の動向に「有価証券等の譲渡に係る内外判定が改正」という記事が掲載されていました。平成30年度税制改正によるものですが、そんな改正があったかなと確認してみると、確かに消費税の改正事項の一つに「券面のない有価証券…
今回は国際取引と消費税(その4)として輸出免税等について確認します。1.輸出免税の適用範囲輸出取引については消費税が免税となるというのは理解していると思いますが、より正確には以下の要件のすべてを満たしている場合の資産の譲渡等…
消費税の内外判定の続きです。前回は「資産の譲渡又は貸付」について確認したので、今回は「役務の提供」の内外判定から確認することとします。(2)役務の提供役務提供の内外判定については、原則として役務の提供が行われた場所が国内であ…
5.内外判定消費税は、国内において事業者が行った資産の譲渡等及び特定仕入れを対象として課税されます(消費税法4条1項)。裏を返すと、国内以外のの場所で行われたものは消費税の課税対象外取引となります。したがって、消費税を考える…
消費税は、国内において事業者が事業として対価を得て行う課税資産の譲渡等と課税貨物の輸入を課税対象としています(消費税法4条1項、2項)。消費税については国内での通常の取引であっても、消費税の取扱いについて迷うものもありますが、さらに…