閉じる
閉じる
閉じる
  1. 18監査事務所が会計士資格を誤表記で有報訂正が必要らしい
  2. 内部統制新基準が2025年3月期より適用に(公開草案)
  3. デューデリジェンス(DD)費用の税務上の取り扱い
  4. テレワークの交通費、所得税の非課税限度額適用の有無は本来の勤務地で判断…
  5. プライム市場上場会社、88.1%が英文招集通知を提供
  6. タクシー、インボイス対応か否かは表示灯での表示を検討?
  7. 副業の事業所得該当判断の金額基準はパブコメ多数で見直し
  8. 総会資料の電子提供制度、発送物の主流はアクセス通知+議案等となりそう
  9. 押印後データ交付の場合、作成データのみの保存は不可(伝帳法)
  10. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

東京電力のCDSスプレッドの推移

そういえば東京電力のCDSスプレッドはどうなっているのかと、久しぶりにJ-CDSのサイトで確認したらかなり上昇していました。

(出典:J-CDSサイトより)

東京電力のCDSスプレッドは、震災後1カ月位は400ベーシスポイント前後となっていたのが、株価すら0にならずに済みそうだとう楽観的なムードになったためか、200ベーシスポイント位に低下していました。ところが、枝野氏が金融機関に債権放棄を求める発言をしたため5月13日以降急上昇し、ここ数日はまた低下してきています。

枝野氏の発言からすれば、増資によって資金調達が困難なうえ銀行からも借りられないということになり倒産するしかないということだと考えられますが、CDSスプレッドが低下してきていることからすると、政府の重要な役職者の発言もあまり信用されていないということの表れではないかと思います。

以前も書きましたが、電気料金の値上げ云々を議論する前に、少なくとも株主は責任を負うべきだと考えます。倒産すれば債権者(社債の保有者や銀行など)も資金を回収できないのが原則ですが、2010年12月末時点で固定負債に計上されている社債が4.5兆円、長期借入金が1.5兆円存在し、これらが回収できないとすると銀行は当然として、当該社債を組み込んでいる年金ファンド等もかなりの影響を受けることが予想されます。

結果的には自分たちに相当部分跳ね返ってくることになるように思いますが、変に例外を設けて整理が遅れるのであればフレッシュスタートを切るというほうがよいのではないかと感じますし、それが原則的な処理です。

その上で必要なリストラを進め、発電、送電、配電の分離という議論も含めて検討するのが本筋ではないかと思います。

日々成長

関連記事

  1. 金融円滑化法利用後倒産が大きく減少-帝国データバンク調べ

  2. 東京電力をこのまま存続させることは妥当なのか??

  3. 海外に預金口座を開設するには?

  4. ついでに、思いのほか関心の高かった?ネット通販のコンタクト-ワン…

  5. ウィルスバスターで自分のサイトの記事が未評価とされる状態を解消す…

  6. 「第二会社方式」とは?(その1)




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 12,946,927 アクセス
ページ上部へ戻る