アーカイブ:2014年 12月
今回は平成27年度税制改正項目に掲げられている受取配当金の益金不算入規定の改正についてです。基本的な改正の方向性は、持株比率に応じた区分が4つに細分化され、増税方向(益金不算入額が縮小される方向)に改正が予定されています。現…
経営財務3190号に「本誌が選ぶ2014年“経財”5大ニュース」という記事が掲載されていました。選出されていた5大ニュースは以下のようになっていました。単体開示の簡素化-単体利用に従来との区切り改正会社法公布2015…
今期および上場申請期の財務諸表を大きく修正して注目されていたエナリスですが、12月19日に社長が交代する旨のリリースを公表しました。今回の不適切な会計処理に関与した代表取締役社長と取締役会長は取締役を辞任し、社外取締役であった元Go…
今回はかなり古い実験ではありますが、アメリカの心理学者であるアロンロンとリンダ―が行った実験結果から考えます。アロンソンとリンダ―はミネソタ大学の女子学生80名を対象に「好意性の返報性実験」を実施しました。「好意性の返報性実験」とい…
平成27年5月1日に施行予定の改正会社法では、「監査役の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定め」がある場合には、その旨を登記することが必要となります。この登記にあたり、「監査役設置会社に関する事項」欄に「監査役の監査の範囲を…
12月にも数多くの新規上場会社が登場していますが、経営財務3192号によれば、2014年のIPO社数は80社となるようです。前年比では22社増で、社数の増加もさることながら、マザーズが市場別で44社で5割超となっている点が目につきま…
以前”東証決算短信の記載要領が改正(2014年11月)-会計基準選択の考え方の記載が必須に!”というエントリで記載しましたが、平成27年3月期より決算短信で「会計基準の選択に関する基本的な考え方」を記載することが必要となりました。I…
昨日提出された四半期報告書を確認した時にはHPに掲載されていませんでしたが、昨日付で「第三者調査委員会調査報告書受領に関するお知らせ」が開示されていることに気づきました。私が確認した時は過去の四半期報告書の訂正についてもEDINET…
第3四半期の四半期報告書の提出の延長を申請していたエナリスが延長期限の最終日に四半期報告書を提出しました。で、結局のところ、過年度の四半期報告書を訂正するという事態になりました。同社が開示した訂正四半期報告書では訂正事由に以…
今回は代休と振替休日の違いについてです。所定の休日に労働しその代わりに別の日に休みをとるという点ではどちらも同じですので、両者の違いをよく理解していない人もいるようです。簡単にいえば、両者の違いは休日に働く前に休日を別の日に…