カテゴリー:会計
昨年(平成22年3月31日)の「企業内容等の開示に関する内閣府令」改正により平成22年3月期の有価証券報告書からコーポレートガバナンスの状況等として「株式の保有状況」が開示されていますが、経過措置により平成23年3月期から必要とされる開示銘…
今回は「過年度遡及修正と各法制度との関係(その2)」で書き残した、過去の誤謬による過年度遡及修正と会社法の関係についてです。繰り返しになりますが、過去の誤謬による過年度遡及修正の場合は、「法制度の遵守に問題がある」という点が会計方針…
平成23年4月1日以降開始事業年度から適用開始となる「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号)により、会計方針の変更、誤謬の修正ともに遡及修正が必要となります。「過年度遡及修正と各法制度との関係(その1)…
「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律」(以下「震災特例法」という。)が、平成23年4月27日の参院本会議で可決され、同日公布・施行されています。同法における繰戻還付の概要は以下の通りです。平成23…
自己株式の会計処理(その1)の続きです。(5)自己株式の消却に係る会計処理1.会計処理①原則自己株式を消却した場合には、消却手続が完了したときに、消却の対象となった自己株式の帳簿価額をその他資本剰余金から減額する(基…
自己株式は、忘れた頃にふと事例にあたるので、ついでにまとめておこうと思います。会計、税務、会社法の観点のうち、まずは会計の取扱いについて確認しておきます。(1)関連基準①自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準(以下「…
平成23年4月1日以降開始事業年度から適用開始となる「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号)では、会計方針の変更、誤謬の修正ともに、以下の通り原則として表示される最も古い期間にさかのぼって修正等を行うことが要求…
簿記の試験的な感覚で、購入した社債の仕訳をきろうとしてふと手がとまりました。取得時に経過利息は源泉所得税等控除後の金額で精算されていますが、最初に利息を受け取ったときにどのように処理するのだろう?簡単な例で考えてみます。…
自動車を購入すると、購入明細には以下のような諸費用が含まれています。さて、これらの諸費用のうち取得原価に算入しなければならないのは何だったかな・・・ 自動車税 自動車重量税 自賠責保険料 自動車取得税 検査登録代…
前回の続きです。前回同様、2012年3月期から適用開始となる会計基準等について確認しておくと以下のとおりです。 今回は、1株当たり当期純利益に関する会計基準等からです。4)1株当たり当期純利益に関する会計基準及び…