カテゴリー:その他法人税
従業員不正による損害賠償金の税務上の取扱いについては、以前も触れたことがありますが、会計・監査ジャーナルの2013年3月号の租税相談Q&Aで「従業員の横領に係る損害賠償金の計上時期」という記事が掲載されていたので再度取り上げることにします。…
今回は税務上の外貨換算について確認します。会計監査的には、期末に評価替えすべき外貨建資産負債が換算替えされていなくても、重要性が乏しければ大きな問題とはならないと思いますが、税務上はどうなるのか?です。1.外貨建取引の換算法…
今回は、資本剰余金を原資とする配当についてです。会社法の分配可能利益の定めはごちゃごちゃ書いてあるのですが、結局のところ「その他資本剰余金」+「その他利益剰余金」となり、この範囲で剰余金の配当を行うことが認められています(会社法45…
今回は、役員又は従業員が起こした事故の賠償金を会社が負担する場合の税務上の取扱いについてです。とりあえず、損害賠償金の税務上の取扱いシリーズは今回で終了です。…
今回は前回のエントリに関連して、従業員が仕入先業者から受領したリベートの帰属をめぐって争われた判例についてです。仙台地方裁判所の平成24年2月29日の判決で、更正処分等取消請求事件です。事案の概要は以下の通りです。旅館を営む…
前回に引き続き損害賠償金(請求権)の税務上の取扱いについてです。今回は、税経通信2012年11月号に掲載されていた「賠償金等に関する最近の傾向と税務上の基本的な考え方」および「従業員による横領に対して損賠賠償請求する場合」という記事を参考に…
2012年11月号の税経通信で「損害賠償金の処理Q&A」という特集が組まれていました。まず、損害賠償金等の税務上の取扱いについての基本的な考え方については元江戸川税務署長の内川氏が書いた「賠償金等に関する最近の傾向と税務上の考え方」…
前回に引き続き、今回は預託金方式の会員権評価損の法人税法上の取扱いについてです。現在流通しているゴルフ会員権の大部分はこの方式がとられているので、関係するケースが多いのではないかと思います。預託金方式の場合の法人税法の処理を考える際…
今回は商標権についてです。個人的には、商標権については最近まであまりよく理解していませんでした。商標権の内容等の詳細については別の機会に譲ることとしますが、概要は以下のような権利です。商標権は、商標法に基づいて設定されるものです…
ソフトウェアの除却については”ソフトウェアの有姿除却(会計)”というエントリで会計上の取り扱いは書いたので、今回は税務上の取扱いについて確認します。法人税法基本通達7-7-2の2では、ソフトウェアの有姿除却について以下のように述べら…