カテゴリー:消費税
出張に行った場合に、日当が支給される会社は多いのではないかと思いますが、この日当は、「その旅行について通常必要であると認められる部分の金額」の範囲内であれば、課税仕入として仮払消費税をとることができます(消費税基本通達11-2-1)。…
3月決算の会社が3月中に商品を出荷し、消費税率5%で計算した金額を請求した場合に、仕入側が消費税率8%で計算した金額を振り込んできた場合はどう処理するのかについてです。一般的な感覚からすると、消費税率5%で計算された請求書等を送付し…
4月1日以降消費税率が8%になることをうけて、消費税相当額のみを増額するため変更契約書を作成することがあります。このような変更契約書に対して印紙税がかかるか否かについては、当初の契約で定められている「重要な事項」を変更するものに該当…
T&A master No.539に「転嫁対策法・立入検査の現状と対応策」という特集記事が掲載されていました。その中で、公取の資料に基づき当局の指導事例が掲載されていました。ここで紹介されていたのは、以下のような事例です。・消費…
通勤(通学)定期券の消費税増税前の駆け込み需要への対応として、鉄道各社が定期券の発売開始日を通常よりも長くしたり、販売窓口の営業時間を延長すると報道されていますが、税務通信の3303号の税務の動向に「施行日の前・後に支出する経費と適用税率の…
今回は”4月1日午前0時をまたぐ場合の消費税の取扱い(その1)”の続きです。税理2014年2月号に掲載されていた”4月1日午前0時の処理”(税理士法人レディング 税理士 久野綾子著)を参考に前回積み残しになっていた旅客運送業、宿泊業、飲食サ…
以前”消費税率切り替え直前に通販サイトの一時閉鎖を検討”というエントリで、適用される消費税率を巡るトラブルを回避するためインターネット上の通販サイトの中には3月31日の一定時刻以降サイトの一時閉鎖を検討しているところがあるというT&A ma…
会計上は決算時に決算月までの費用は未払計上が求められます。決算月までの費用を計上しなければならないのは当然なのですが、ものによっては決算を締めるまでに確定請求額が判明しないため見積計上が必要になるものもあります。法人税法上、これらの…
今回は前回に引き続き平成26年1月に国税庁が公表した「消費税率引上げに伴う資産の譲渡等の適用税率に関するQ&A」から保守料金の前受についてです。このブログでは何回か取り上げていますが、今回のQ&A3では以下のようなものが示されていま…
2014年1月24日に「消費税率引上げに伴う資産の譲渡等の適用税率に関するQ&A 」の第2弾が公表され、法人税法上、短期前払費用の特例を採用している場合の取扱いについてのQ&Aが公表されました。短期前払費用については上記のQ&A9で…