カテゴリー:会計
経営財務3058号(2012年3月26日)に金融庁の方が「過年度遡及会計基準適用後の連結財務諸表及び財務諸表の作成にあたっての留意事項」という記事を書いていました。既に決算が始まってしまっていますが、大きく変わっている点でもあるので…
少し間が空きましたが、今回は消費税の続きです。個別対応方式の用途区分の基本的な内容は以前書いたので、「経理担当者のための消費税個別対応方式適用ガイド」(あいわ税理士法人)で「実践Q&A」で記載されていた項目の中から参考になりそうな事…
「事例検証 上場ベンチャー企業の粉飾・不公正ファイナンス」(門脇 徹雄著)という何とも興味深そうな書籍を書店で見かけて購入しました。この本では全部で30のケースが取り上げられており、事件の経緯と粉飾の内容(手口)などが述べられていま…
「IFRSフォーラム」というサイトに、「IFRS適用で決算期を変更、8社が予定」という記事が掲載されていました。上記の記事によると、以下の8社がIFRSを睨んで決算期を変更する予定とのことです。 ・花王(3月→12月) …
東証から2012年3月21日に「業績予想開示に関する実務上の取扱いの見直し内容について」が公表され、決算短信の業績予想開示を自由記載形式により行うこともできることが明らかにされました。これが適用されるのは本年の3月からとされています…
今回は償却原価法について確認します。償却原価法とは、「金融資産又は金融負債を債権額または債務額と異なる金額で計上した場合において、当該差額に相当する金額を弁済期又は償還期に至るまで毎期一定の方法で取得原価に加減する方法」(金融商品に…
消費税を一休みして、今回は年金資産の期待運用収益率を見直す基準についてです。期待運用収益率は基礎率の一つです。そして基礎率については、退職給付に係る会計基準・同注解の注解10において、「割引率等の基礎率に重要な変動が生じていない場合…
2012年3月26日に国税庁から” 平成23年6月の消費税法の一部改正関係- 「95%ルール」の適用要件の見直しを踏まえた仕入税額控除の計算方法に関するQ&A”が公表されました。【基本的な考え方編】と【具体的事例編】の2部構成で、今…
前回に続いて個別対応方式の用途区分について確認していきます。1.「課税売上げにのみ要する課税仕入れ等」とは、具体的にどのようなものをいうかこの点について、消費税の基本通達では以下のように述べられています。(課…
引き続き消費税改正に関連して消費税の内容を確認していきます。今回は個別対応方式の用途区分について確認していきます。1.個別対応方式の用途区分の種類すでに何度か書いていますが、個別対応方式の場合、課税入れ等を以下の三区分に分類する…