カテゴリー:会計
“預金の利息だけなら全額仕入控除できる?-消費税95%ルール見直し”というエントリで、普通預金しか非課税売上が存在せず、課税売上割合が99.99%であったとしても全額を仕入税額控除とすることはできないというQ&Aが税務通信に記載されていたと…
連結納税を採用した場合の個社での税効果については単体納税の場合と同様に税効果の対象となるものには以下の二つがあります。財務諸表上の一時差異等に係るもの繰越欠損金に係るもの前回は2.繰越欠損金に係るもののの法人税分まで…
連結納税の税効果(その1)の続きです。前回は大まかな流れについて書いたので、今回は個別財務諸表における繰延税金資産及び負債の計算についてもう少し詳しく確認します。連結納税を適用している場合であっても、単体納税の場合と同様に税…
今回は連結納税の税効果についてです。はじめて連結納税を開始すると、どうしていいのか勝手がわからず迷いますが、計算手順等については、「連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する当面の取扱い(その2)」(実務対応報告第7号)にしたが…
12月2日に公布された改正法人税法について、繰越欠損金の控除限度額の引き下げについて触れていなかったので、今回取り上げることにしました。 1.適用対象適用対象ですが、対象となるのは大法人のみです。一般的な事業会社を想定すると、資本金…
12月2日に法人税法の改正が公布されたことにより、税効果の計算に用いる実効税率に影響が生じることは“復興財源確保法と平成23年税制改正を修正した法人税法が公布されました”というエントリで記載しました。 今回の法人税法の改正内容を確認…
経営財務3043号に「見積りの変更」の開示例がまとめられていたので、備忘も兼ねてまとめておきます。1.耐用年数変更の事例(以下いずれも2012年3月期第1四半期)①飯野海運(会計上の見積りの変更)従来、耐…
前回のエントリに続いて、オリンパスの第三者委員会報告書で述べられている監査法人の評価についてですが、その前に同報告書で損失処理スキームに関与していたとされる中塚誠氏が本日付で取締役を辞任したというリリースがオリンパス社のHPに掲載されていま…
オリンパスの一件について第三者委員会の報告書が同社のHPに掲載されていました。要約版でも23ページに及ぶ内容ですが、とりあえず監査法人について述べられている部分に目を通しました。今回は、前会計監査人の「あずさ監査法人」についてのみと…
オリンパスや大王製紙の事件を受けて民主党がワーキングチームを設置し、会社法を改正して上場企業に社外取締役の設置を義務付けるなどの再発防止策を検討するという記事を2週間くらい前に見ましたが、26日の新聞報道では”社外取締役 義務化へ”と報じら…