カテゴリー:消費税
少し間が空きましたが、今回は消費税の続きです。個別対応方式の用途区分の基本的な内容は以前書いたので、「経理担当者のための消費税個別対応方式適用ガイド」(あいわ税理士法人)で「実践Q&A」で記載されていた項目の中から参考になりそうな事…
前回に続いて個別対応方式の用途区分について確認していきます。1.「課税売上げにのみ要する課税仕入れ等」とは、具体的にどのようなものをいうかこの点について、消費税の基本通達では以下のように述べられています。(課…
引き続き消費税改正に関連して消費税の内容を確認していきます。今回は個別対応方式の用途区分について確認していきます。1.個別対応方式の用途区分の種類すでに何度か書いていますが、個別対応方式の場合、課税入れ等を以下の三区分に分類する…
前回に引き続き消費税の改正についての内容を改めて確認していきます。1.個別対応方式と一括比例配分方式の概略(1)個別対応方式「個別対応方式」とは、その課税期間中の課税仕入れ等に係る消費税額のすべてを、以下の三区分に区…
平成23年度税制改正により3月決算の会社で、かつ、課税売上高が5億円超の会社は平成24年4月1日以降開始事業年度から消費税について95%ルールが廃止されることとなります。3月決算の会社では、もう間もなく新事業年度が開始されますので、…
今回は貯蔵品にかかる消費税の課税仕入れの時期についてです。結論からすれば、基本的に購入時に仮払消費税をとってよいものと考えられますが、事務処理の便宜や理解のしやすさを考えると税込で計上したほうがよいものもあると思います。1.…
法人税の中間申告については、前年の納税額の半額を納税する予定申告を行っている会社が多いと思いますが、仮決算を行って中間申告する方法も認められています。この仮決算による中間申告については、平成23年税制改正によって、平成23年4月1日…
前回のエントリで紹介した2011年9月5日号の税務通信に「課税資産の譲渡等以外の資産の譲渡等に要するもの」および「課税資産の譲渡等とその他の資産の譲渡等に共通して要するもの」についても書かれていたので、以下まとめておきます。(1)「…
以前の“「課税売上にのみ要するもの」とは具体的にどんなもの?”というエントリで課税売上にのみ要するものの内容について書きましたが、やはり同じような疑問を持つ人は多いようで2011年9月5日の税務通信で取り上げられていたので補足します。…
消費税の仕入税額控除について個別対応方式を採用した場合には、課税仕入を①課税売上にのみ要するもの②非課税売上にのみ要するもの③課税売上と非課税売上に共通して要するものの3つに区分する必要があるという点は以前も書きましたが、現実問題として納税…