「ザ・チェンジ!-人と職場がガラリと変わる12週間プログラム」を読んで
今回は「ザ・チェンジ!-人と職場がガラリと変わる12週間プログラム」という書籍についてです。
何かで紹介されていたか、本をまとめ買いした時にたまたま目についたからなのか今となっては不明ですが、とりあえず家にあったので読んでみました。
ジャンルは異なりますが「もしドラ」的というのが率直な感想です(もっとも実際には「もしドラ」の方があとですが・・・)。全体的なストーリーとしては、非常に風通しが悪く硬直的な組織風土を有する食品メーカを、コンサルタントが12週間の職場変革プログラムを通じて改革し、最終的に組織風土が変革し始めるという感じのものです。
若干表現が行き過ぎている感もありますが、そのため小説的で非常に読みやすい内容となっています。一方で、「職場がガラリと変わる12週間プログラム」の内容については、どちらかといえば項目の列挙で、あまり詳しくは書かれていません。そのため、この書籍を参考に、自社でプログラムを行いたいというような方には期待はずれの内容と感じられるかも知れません(結局自分のコンサルの宣伝のように感じられる部分も否定できません。)。
ただ、会議室で着席する位置から日頃の人間関係が推測できるというような、言われてみればそうかもしれないという参考になる点もあるので、時間があれば読んでみてもよい本だと思います。
最初に「もしドラ的」と書きましたが、こちらもジャンルが経営と異なるものの「ザ・ゴール」(エリヤフ・ゴールドラット著)的といったほうが妥当かもしれません。
日々成長。