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「心を上手に透視する方法」とは?

本の帯に”門外不出の「マインド・リーディング」のテクニックを初公開”と書かれており、かえって怪しい感じはしましたが、その書店で上位にランクインされていたのと、「ドイツで爆発的人気のベストセラー」という帯につられて購入してみました。

最初の方に「種明かしをしてしまったら僕の仕事はあがったりだ。そこは理解していただけると思う。」と書かれているように、本当に他人の心を透視できるようになることを期待するのであれば、期待外れと言われる内容だと思います。

一方で、自分の心の在り様というか感覚の持ち方とかいうものがどのようなことに影響を受けるのかというようなことを知りたいというのであれば、面白い内容ではないかと思います。

例えば、イギリスの心理学者であるリチャードワインズマンが行った実験についてですが、ワインズマンは自分が幸運に恵まれていると思っている人と、ついていないと思っている人を探し出して、「新聞に載っている写真の数を数えるように」指示したそうです。

この実験の目的は、その紙面の中央に、紙面の半分くらいの大きさで「実験の担当者にこの記事を見たと言えば、あなたは百ポンドを獲得します。」という記事を隠しておいて、両者で違いがあるのかを観察することでした。
結果は、自分が運がないと思っている被験者たちは写真を数えるのに一生懸命になり、その文章に気づかず、一方で運がいい人たちはリラックスしており、もっと全体を見渡すことができ、ほぼ全員が百ポンドを手にしたそうです。

自分は運がよいと楽観的であるほうがいいんですね。

電話ボックスにわざと25セント硬貨を忘れていき、彼の次に電話ボックスを利用した人たちを観察するという実験の内容も面白いと感じました。
この実験では、「25セント玉を忘れたのですがみませんでしたか」という質問をする前に握手とした場合と握手をしないで質問した場合の対応の違いが明らかとなったそうです。質問前に握手をした場合嘘を割合が半分以下に減ったというのです。
日本ではあまり握手をするという習慣がありませんので、実際使えるかは微妙なところですが・・・

さらに、思考と表情の関係は一方通行ではなく、思考が体の姿勢や動作に表れるのと同様、身体の動きや姿勢が、思考や感情に影響するというのも知っていたほうがよい点だと感じました。
つらい時でも明るくふるまうというのは、それなりに理にかなっているようです。

言葉の重要性についても述べられていて、成功している人たちが使わない言葉として以下のものが紹介されていました。

①「本来は」

②「たぶん」

③「でも」

④「本当のことをいうと」

⑤「誰か」

⑥「「いつも」「また」

これからは気をつけます。

最後に「世界はあなたの思うとおりにある」というのがこの本で一番心に留めておきたい一文でした。

日々成長

 

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