The global debt clock-自分の預金もこれくらい増えるといいんですが・・・
イギリスの”The Economist”のHPに、The global debt clockというものが掲載されていました。これは、各国の負債残高の推移を示している時計です。
実際にサイトにアクセスすると以下のような画面が表示されており、一番上の数字がすごい勢いで増加していきます。
(出典:The EconomistのHP-the global debt clockより)
数秒に1回位金額が更新され、3回位で100万$位残高が増えてしまいます。世界地図で赤い色の国がGDPに対する債務の額が大きい国を意味していますが、日本、アメリカ、中国、オーストラリア、カナダ、イギリス、その他のヨーロッパ諸国あたりが赤くなっているのが見て取れます。
サイト上で各国にポインタを合わせると、各国の債務残高と対GDP比が表示されます。日本をみると約12.6兆$で対GDP比は220%です。アメリカも約11.8兆ドルと金額は大きいですが、GDPが日本の倍程度なので対GDP比でみると72.4%となっています。日本とアメリカで上記の債務残高の約半分となっています。
中国も日米と同様赤色表示になっていますが、債務残高は約1300億ドル、対GDPでは約16%にすぎません。また、債務問題で騒がれているヨーロッパ各国ですが、スペインで債務残高が約1,000億ドル、対GDP比で約72%、イタリアは2488億ドル、対GDPでは約120%です。
対GDP比で見た場合は、やはり日本の値が抜けてしまっています。次に高い国を探してみると、あのギリシャが約159%と高くなっていますが220%の日本とはかなり差があります。
国の債務が増えているということは誰かの資産が増えているということなので、金額が増加していること自体が問題ということではないと思うもの、対GDP比の割合が高くなると、どうやって返していくのかがやはり気になります。
日々成長