閉じる
閉じる
閉じる
  1. 18監査事務所が会計士資格を誤表記で有報訂正が必要らしい
  2. 内部統制新基準が2025年3月期より適用に(公開草案)
  3. デューデリジェンス(DD)費用の税務上の取り扱い
  4. テレワークの交通費、所得税の非課税限度額適用の有無は本来の勤務地で判断…
  5. プライム市場上場会社、88.1%が英文招集通知を提供
  6. タクシー、インボイス対応か否かは表示灯での表示を検討?
  7. 副業の事業所得該当判断の金額基準はパブコメ多数で見直し
  8. 総会資料の電子提供制度、発送物の主流はアクセス通知+議案等となりそう
  9. 押印後データ交付の場合、作成データのみの保存は不可(伝帳法)
  10. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

全体の法人数は減少も連結納税適用法人は急増-平成23年度会社標本調査

2013年3月29日に国税庁から平成23年度の会社標本調査が公表されました。

前年と比較すると連結納税の適用法人が22%増と大きく増加しています。連結親法人数が1,086社と1,000社を超える水準となりました。

連結納税は平成15年3月31日以後に終了する事業年度から適用可能となっています。平成15年度の会社標本調査から連結納税適用法人数の推移をまとめると以下のようになっています。

平成17年度から平成18年度にかけての増加率(約39%)に次いで、平成22年度から平成23年度にかけての増加率が大きくなっています。グラフ化してみると、平成23年度は平成18年度から平成22年度の傾向とは違った伸びとなっているのがよくわかります。

連結納税適用法人が増加した背景には平成22年度税制改正が大きく影響しているといわれています。繰越欠損金の持込制限が緩和された上、いずれにしてもグループ法人税が適用されるのであれば連結納税を選択するという会社もあったのではないかと推測されます。

連結納税適用法人が増加傾向にある一方で、全体の法人数は2年連続で減少し、257万8,593社となっています。連結納税が適用される連結子法人数を除くと257万490社となりますが、このうち185万9,012社(72.3%)が欠損法人となっています。

逆に言えば、利益を計上しているのは約28%に過ぎないということになります。しかしながら、申告所得額でみると約28%の利益法人の申告所得合計が30.3兆円であるのに対して、欠損法人の欠損合計が22.7兆円となっています。儲かる会社は大きく儲けているということでしょうか。

また、交際費の支出額は最近5年連続で減少していますが、一方で寄付金は前年度より増加し過去最高を記録しています(7,168億円)。震災関連の寄附金が大きいのではないかと思いますが、平成24年度の調査でも同じくらいの水準が維持されるのかは注目です。

日々成長

関連記事

  1. 貸倒引当金制度の原則廃止-平成23年税制改正

  2. 平成27年度税制改正(その2)ー法人税関連

  3. 株式対価M&A投資促進税制-令和3年度税制改正

  4. 通勤手当の非課税限度額引き上げ等ー平成28年度税制改正大綱

  5. 規程で計算可能は未支給の賞与損金算入要件の「通知」に該当せず

  6. 過年度遡及修正会計基準による修正と税法の「確定した決算」の関係




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 12,946,910 アクセス
ページ上部へ戻る