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改正企業結合会計基準の早期適用は45社-遡及修正選択会社はのれんが減少!

少し前に”改正企業結合基準初度適用時の処理は?-例外処理が主流のようです”というエントリで改正企業結合会計基準の初度適用では遡及適用しない例外処理が主流だと書きましたが、経営財務3177号にその後の調査結果が記載されていました。

同記事によると、改正企業結合基準を早期適用した会社は45社で、そのうち原則通り遡及修正を行った会社が11社あったとのことです。前回判明していた会社はすべて遡及修正しない例外処理を採用していたとのことから、ほとんどの会社は例外処理を採用するのではと考えていたため、11社も原則的処理を採用した会社があったのは意外でした。

前回は手間暇かけて遡及適用しようとする会社はないのではないかと書きましたが、原則的処理を採用した会社11社のうち9社で「のれん」が減少したとのことで、言われてみるとこれを目的に原則的処理を採用するという選択はあるかもしれません。

早期適用会社で遡及適用した11社は以下の通りです。

  • テクマトリックス
  • セコム上信越
  • グローリー
  • 能美防災
  • 長瀬産業
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • アコム
  • MS&ADインシュアランスグループホールディングス
  • パスコ
  • セコム
  • やまや
  • 上記のうち、三菱UFJフィナンシャル・グループでは、のれんが266,925百万(2669億)も減少したとのことです。

    改正基準を遡及適用すると、減損の可能性がある「のれん」を損益にヒットさせることなく減額することが出来る可能性あるので、そういった意味では、特に減損の必要性が高まっている多額の「のれん」を有しているような場合には、遡及適用によって、「のれん」を減額することを検討する価値はありそうです。

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