閉じる
閉じる
閉じる
  1. 短期前払費用特例適用の留意点
  2. 会計監査人の異動は209件-2021年度モニタリングレポート
  3. 執行役員から社長選出の定款変更が否決された株主総会事例
  4. 電子取引制度、保存要件未充足で青色申告取消になる?
  5. 2021年3月期有報、KAMなしは119社
  6. 社会保険等で引き続き押印が必要な手続きは何?
  7. 2020年4月~2021年6月に61社が減資関連の適時開示を実施
  8. 電子取引制度-Excel台帳でも検索要件を満たせるようです
  9. 低解約返戻保険等の改正所得税改正通達が公表されました
  10. 中小企業経営資源集約化税制、DDが適用要件
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

社債で9000億を調達するガチョウは金の卵を産み続けることができるのか?

ソフトバンクは2015年1月26日に「第2回無担保社債(劣後特約付)の発行に関するお知らせ」というプレスリリースを公表しました。

先月、第1回無担保社債を発行したばかりで、また?という気はしましたが、第1回は証券会社社の担当者いわく、結構人気が高かったとのことです。

額面発行で発行総額は4500億円、利率2.5%、期間は7年となっています。1口100万円で募集対象は主に個人投資家となっていますが、法人で購入されているケースも多いようです。

ソフトバンクの2015年3月期の第2四半期の決算説明会の孫正義社長のプレゼンテーションはうまかったという評判を聞いたので、同社のHPにアップされている説明会の動画を私も見てみました。

確かにうまいプレゼンテーションだったと感心しました。最初にソフトバンクはガチョウであるという話が登場し、後半にソフトバンクが金の卵を産むガチョウだという話につながっていきます。

ソフトバンクの企業価値(時価総額)は、昨年ニューヨークに上場したアリババやヤフー・ガンホー・Supercellなどソフトバンクが保有する会社の時価総額のみでカバーされてしまうので、国内通信事業やSprint分はソフトバンクの株を購入するとおまけで付いてくるというロジックで説明されています。

後半では、3,877億円の投資に対して回収額は11兆6,699億円でIRRは45%とすばらしい投資実績をあげているとアピールし、イソップ童話を引き合いにだし、金の卵と金の卵を産むガチョウのどちらが大切ですかという質問後、ソフトバンクにはガチョウプレミアムが存在するということで、現在の市場評価は相当割安だというところに話は行き着きます。

アリババの影響額が非常に大きいので、アリババをうまく使っているに過ぎないという見方もありそうですが、そうだとしてもプレゼンテーションとしてはよくできているなと感心します。

第1回社債と同様、第2回社債も格付けはBBB+で、格付会社の評価も決して高くありません。

社債で合計9,000億円を調達したガチョウは、金の卵を産み続けることができるのか、今後のソフトバンクに注目です。

日々成長

関連記事

  1. 当計上前に偶発債務注記を行っている事例は少数

  2. 上場企業による不正を発生原因や類型の調査結果

  3. 時価の算定に関する会計基準(その1)

  4. 三井トラスト・ホールディングスの会社法監査報告書にKAM記載

  5. 監査人交代理由は「任期満了」が8割

  6. 元子会社の粉飾で親会社が損害賠償責任を負うこととされた事例

カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 11,283,668 アクセス
ページ上部へ戻る