Windows10をWindows7に戻したら日本語入力ができなくなりました
Windows7またはWindows8を使用している場合、頻繁にWindows10への無償アップグレードを勧める表示がでることにいいかげんうんざりしている方も多いのではないかと思います。
私も今ままで、「今すぐアップグレード」も「今夜アップグレード」(これ少し前までは「後でアップグレード」だったような気がするのですが・・・)も押さずに無視し続けていたのですが、気づくと何故かWindows10へのアップグレードが始まっていました。
他のマシンをWindows8からWindows10にアップグレードしたときは、ライセンス条項の同意等によりワンクリックでアップグレードが完了したということはないので、アップグレード推奨画面を誤ってクリックしてしまったということではないと思います。
が、気づいたときは時既に手遅れで、キャンセルもできない状況で、10分程度で見事?Windows10にアップグレードされてしまいました。
調べてみると、この件について以下の記事で述べられていました。
”(2016年3月)Windows10への半強制アップグレードが再び猛威を奮っている模様?”
私のPCがなぜWindows10にアップグレードされてしまったのかは、正直なところなぜかわかりません。Windows10にアップグレードされてしまった場合でも1ヶ月以内であればアップグレード前のOSに戻すことが可能ということは把握していましたので、それほどあせることはありませんでしたが、Windows10にアップグレードされてしまった原因がよくわからないのが気持ち悪いところです。
とはいえ、Windows10にアップグレードしても特に支障がないようであれば、Windows10を使用することもアリかなと考え、使用しているアプリケーションソフトが動作するのかについてついでに確認してみました。
結果、自分が使用しているソフト、付属機器についてはほぼWindows10で正常に動作しました。しかしながら、Windows10対応しているはずのソフトで一部不具合がありました。他のWindows10PCで確認すると正常に動作していることから、通常であれば問題なく動作するようですが、アンインストール、インストール、ソフトウェアのアップデート等を何度か行ってみても問題が解決しませんでした。
それほど遠くない時期に買換えを迎えることになるPCですし、Windows10だと立ち上がりがかなり遅くなったので、敢えてWindows10にする必要性も感じず、やはりWindows7にOSを戻すことにしました。Windows7への戻し方は非常に簡単で、設定⇒更新とセキュリティ⇒回復⇒「Windows7に戻す」を選択することで簡単に戻すことができました。
アップグレードは結構ながく時間がかかったと感じましたが、OSを戻すのはすぐに完了しました。
Windows10からWindows7にOSを戻した際に、困ったのは日本語入力ができなくなっていたことです。といよりもそもそも言語バーが表示されていませんでした。
これについては、「スタート」ボタンから「プログラムとファイルの検索」ボックスに「ctfmon」と入力すると、「ctfmon.exe」が表示されると思いますので、これをクリックすると言語バーが表示され日本語入力が復活しました。
ただし、私の場合再起動すると同じ状態に戻ってしまったので、以下の作業により問題を解決できました。
- 上記と同様に「ctfmon.exe」を検索
- 「ctfmon.exe」を右クリックして「送る」⇒「デスクトップ(ショートカットを作成)」でデスクトップにショートカットを作成
- 作成したショートカットを「スタートアップフォルダ」に移動(「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「スタートアップフォルダ」を右クリックで開く
)
その他、今のところ不具合は把握していませんが、無料とはいえ影響度の大きいOSのアップグレードをここまでしつこく勧めてくるのはなんとかしてもらいたいというのが一ユーザーとしての感想です。
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