閉じる
閉じる
閉じる
  1. テレワークの交通費、所得税の非課税限度額適用の有無は本来の勤務地で判断…
  2. プライム市場上場会社、88.1%が英文招集通知を提供
  3. タクシー、インボイス対応か否かは表示灯での表示を検討?
  4. 副業の事業所得該当判断の金額基準はパブコメ多数で見直し
  5. 総会資料の電子提供制度、発送物の主流はアクセス通知+議案等となりそう
  6. 押印後データ交付の場合、作成データのみの保存は不可(伝帳法)
  7. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)
  8. 内部統制報告制度の見直しが審議、年内に方向性が出されるそうです。
  9. Iの部に添付される監査報告書のサインを電子署名にしたらどうなる
  10. 物価高騰による減額改訂に定期同額の弾力的運用なし
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

エナリスが上場廃止の危機??

Yahoo!ファイナンスで本日の株価を確認したところ値下がり率のトップにエナリスがランクされていました。

そこそこ持ち直しつつあるというイメージだったので何かあったのかと確認してみると、「当社株式の特設注意市場銘柄の継続に関するお知らせ」というリリースが2016年5月31日に公表されていました。

昨日は気づきませんでしたが、あらためて株価を確認してみると直近の株価(終値)は以下のように推移していました。

5月31日703円
6月1日553円
6月2日453円

上記プレスリリースにおいて、「なお、今回、特設注意市場銘柄の指定が継続されたことにより、直ちに上場廃止の事由に該当することはございませんが、当該指定から1年6か月を経過した日(平成 28 年7月 29 日)以後に、当社が再提出する内部管理体制確認書の内容等を東京証券取引所が確認し、内部管理体制等について改善がなされなかったと認められた場合は、当社株式は上場廃止となります。」と説明されています。

平成28年7月29日というと後2ヶ月程度しかなく、場合によっては上場廃止になるというリリースによって大きく売られたということのようです。

ところで、特設注意市場銘柄の指定が解除されなかった理由はなんなのかですが、この点については以下のように説明されています。

「社外取締役の増員などの取締役会の機能強化に向けた取組みも認められるものの、当時の代表者らに対する取締役会の監視・牽制機能の有効性に関連して、なお確認する必要があると東京証券取引所が判断いたしました。
これらを踏まえると、当社の状況は、内部管理体制等に問題があると認める場合に該当することから、当社株式について特設注意市場銘柄指定を継続する旨の通知を受領いたしました。」

なんとも判断に迷う内容です。「当時の代表者らに対する取締役会の監視・牽制機能の有効性に関連して、なお確認する必要がある」というのは、その点が改善されればOKという判断が下されるという意味なのか、過去あまりにひどかったと判断されれば今さらどうすることもできないものなのかがはっきりとしません。

今後の取り組みとして「特設注意市場銘柄指定の解除に向けて全社一丸となって取り組んでまいります」とされていることからすれば、打ち手によって回避することができるものなのかも知れませんが、特設注意市場銘柄に指定されたのが1年以上前の2015年1月29日で、当該指定から1年を経過した後に提出した内部管理体制確認書で上記の判断が下されたにもかかわらず、残り少ない期間で東証を納得させられるのかというのは不安が残ります。

同リリースの最後に「今後の具体的な内部管理体制の改善策等につきましては、後日、改めてお知らせいたします。」と述べられています。東証も余程のことがなければ上場廃止となる判断を下すことはないと考えられますが、上場廃止を回避するためのハードルの高さがどの程度のものなのかが判断できない以上、年内最安値の255円と比較すると高い水準にあるうちに売っておけという判断はやむを得ないと思います。

もっとも、上場回避に自信をみせても、とりあえず売っておけというのが普通と考えると、万一の場合の損害賠償リスク等を勘案して、上記のような曖昧な表現になるのも致し方ないのかもしれません。

後日のリリースでどんな内容が開示されるのか注目です。

関連記事

  1. 証券取引等監視委員会が令和元年の「開示検査事例集」を公表

  2. エナリスで第三者調査委員会が設置-以前の報告書が公表されなかった…

  3. 不正会計発覚経緯は会計監査が最多らしいですが・・・

  4. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)

  5. 四半期報告書の提出期限の延長を申請していたメタップスが四半期報告…

  6. 適時開示PDF資料のプロパティに要注意




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 12,283,350 アクセス
ページ上部へ戻る