Wordの不思議(その1)-広すぎる行間が縮まらないのは何故?
個人的にWordはExcelに比べて使用頻度が低く熟達度が低いだけなのかもしれませんが、いざWordで文書を作成しようとすると、Wordの挙動が理解できずにイライラすることがあります。
例えば、ネット上の文章をWordに貼り付けた場合に以下のような状態になることがあります(以下の画像の文章は「インストラクターのネタ帳」から借用させていただきました)。
行間が異常に広すぎます。文字サイズが13.5ポイントと大きいのでとりあえず10.5ポイントに修正しても以下のように行間が広すぎるのは同じです。というより、むしろさらに行間がいびつな感じになってしいます。
得意ではないものの、段落ダイアログから行間の調整ができるという程度の知識は持っているので、そこを修正すればいいのだろうと思って段落ダイアログを開いてみると以下のようになっています。
行間が2行とか1.5行とかになっているのであれば理解できますが、行間1行でこの状態になっています。それで、試行錯誤が始まります。例えば行間を「最小値 12pt」にしてみても全く変化はありません。
一方で「固定値12pt」にすると以下のように行間が詰まります。
というわけで、なんとなく解決できてしまったので、何故そうなるのかがよくわからないままになってしまうことが多いのではないかと思うのですが、Wordを理解するために原因を確認してみることとしました。
そこで、グリッド線を表示(Word2013だと表示タブの「グリッド線」にチェック」してみると以下のようになっていることが確認できました。