閉じる
閉じる
閉じる
  1. 18監査事務所が会計士資格を誤表記で有報訂正が必要らしい
  2. 内部統制新基準が2025年3月期より適用に(公開草案)
  3. デューデリジェンス(DD)費用の税務上の取り扱い
  4. テレワークの交通費、所得税の非課税限度額適用の有無は本来の勤務地で判断…
  5. プライム市場上場会社、88.1%が英文招集通知を提供
  6. タクシー、インボイス対応か否かは表示灯での表示を検討?
  7. 副業の事業所得該当判断の金額基準はパブコメ多数で見直し
  8. 総会資料の電子提供制度、発送物の主流はアクセス通知+議案等となりそう
  9. 押印後データ交付の場合、作成データのみの保存は不可(伝帳法)
  10. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

経理でテレワークの実施率はどれくらい?

連休明けの本日も通勤者はまばらという報道もありましたが、連休前の状態と比較すると、朝の電車内はほぼ席も埋まっている状態で、人は多かったように感じます。とりあえず本日だけ出勤することとなっていたというケースもあるでしょうが、そもそも経理業務をテレワークで行っている会社はどれくらいあるのだろうというのが気になることろです。

疑問に感じることは皆同じのようで、質問が多かったとして、税務研究会の企業懇話会のサイトに「経理マンのフレキシブル勤務形態に関するアンケート」の中間報告結果が掲載されていました。

このアンケートは2月20日より実施された調査で、3月19日時点で回答のあった400件を取りまとめたものとされています。この時点の報告によると、そもそもテレワークを実施しているという回答は86件/400件で21.5%であったとされています。

ただし、この中間報告は、コロナウイルス対策が本格化する前の回答に基づいたもののため、最終結果においては、「導入している」が3割程度の上がる見通しとのことです。

もともと2020年は東京オリンピックが予定されていたのでオリンピック期間の混雑緩和のためテレワークの導入が推奨されていましたが、最終結果においてても3割程度ということだとすると、それほど効果はなかったということのようです。

仮に3割だとしてもテレワークの浸透率は高くない(高くなかった)といってよさそうですが、さらにテレワークを導入していると回答した中で、大半の経理部員が活用していると回答したのは11件で前回答数に占める割合は9%にすぎなかったそうです。また、テレワークを導入していても、経理部門では(ほとんど)活用されていないという回答は50件、一部の経理部員のみが活用しているが25件であったとのことです。

また、テレワークを導入していない会社(314社)のうち、導入する予定(雰囲気)はないという回答は176件で、全回答数の約半分となっています。

というわけで、経理業務のテレワーク率は高くないというのが実態のようですが、そうはいっても、今後、諸外国のように強制力をもって出勤禁止とするというようなことが導入される可能性もゼロではないということを踏まえると、落ち着いたら経理業務であってもテレワークを可能とする仕組みの構築に取り組む企業は増加するのではないかと推測されます。

関連記事

  1. 虚偽記載等の損害賠償責任が過失責任に

  2. 適切な監査時間と監査報酬ってどれくらい?

  3. 会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方…

  4. 連結納税(その8)-Current Taxの記帳方法

  5. 減資の会計処理

  6. 財務諸表の作成及び表示に関するフレームワーク(IFRS)




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 12,947,168 アクセス
ページ上部へ戻る