『獄中のホリエモン「オリンパス」に憤る』(FACTA3月号)
FACTAの3月号に『獄中のホリエモン「オリンパス」に憤る』というタイトルで、堀江貴文氏の特別寄稿が掲載されていました。
個人的にも、あれで上場廃止にならなくてもいいのか?という感じがしているので、堀江氏がどう感じているのかは興味がありました。
上記の寄稿では、「東証が1月に出したオリンパス上場維持の結論は、明らかにライブドアと比べて不公平だろう。というか、「赤字を黒字と偽ったわけではない」という理由はライブドアをかなり意識して作られている」と述べられています。
東証がライブドアを意識したかどうかは不明ですが、確かに?「赤字を黒字と偽ったわけではない」という理由づけはかなり厳しいものがあります。
「私が摘発されたライブドア事件は一期のみの粉飾容疑で、(20年以上に及ぶオリンパスよりも)粉飾とされた期間も短ければ、額も10分の1以下でケタ違いに少ない。」として、「私が実刑をくらったので、オリンパス首脳陣も実刑で当然かと思うが、結局はそうはならないのでしょう。」と述べています。
この点については、さすがに実刑判決がでないとまずいだろうという気がしますので、堀江氏のいうとおりにならないことを祈ります。
一方で、堀江氏は「個人的感情はともかくとして、多くの株主のことを考えれば、西武鉄道のように流動性が不足したり(株主数を過大にごまかしていた)、債務超過でない場合は上場を維持するのが正解だ。」と冷静な分析もしています。
また「オリンパスは期限ぎりぎりに過去の有価証券報告書を訂正したが、純資産500億円、自己資本比率5%というのは、もうダメなラインだ。株価下落で被害をこうむった株主から代表訴訟をくらうだろうから、賠償で債務超過は間違いないしのはず。」としています。
この点については、被害を受けた株主が会社を訴えて、会社がつぶれてしまっては意味がないので、旧経営陣に対する株主代表訴訟は当然ですが、会社が株主代表訴訟で債務超過になることはないものと考えられます。
いずれにしても、今までオリンパスの一件をライブドアの一件に絡めて考えてはいなかったので、今後どのようになっていくのか、ライブドアとの比較してみるのは面白そうです。
日々成長。