カテゴリー:会計
会計上は、株式方式と預託金方式の場合で、評価損を計上するか預託金部分については貸倒引当金を計上するかの違いがありますが、いずれにしても実質的に減価した部分について損失計上することになります。一方で、法人税法上の取扱いは対象となるゴル…
ゴルフ会員権の会計処理方法については、金融商品会計実務指針135項で以下のように定められています。ゴルフ会員権等の会計処理135. 施設利用権を化体した株式及び預託保証金であるゴルフ会員権等は、取得価額をもって計上す…
今回は外貨建有価証券の評価減の会計処理について確認します。この対象になるのは売買目的有価証券以外の外貨建有価証券です。有価証券というと、個人的には株式が思い浮かびますが社債などの債券も対象となります。1.処理の概要処理の概要…
今回は現物配当の会計処理についてです。現物配当については、約2年前ですが平成22年税制改正によって適格現物分配(たいした話ではありませんが、税務上は現物配当ではなく現物分配と呼ばれます。)が認められたことによって現物配当が行いやすくなったと…
今回は連結納税を採用している会社における繰延税金資産の回収可能性についてです。連結納税を採用している場合の繰延税金資産の計上については以下の実務対応報告で処理方法が規定されています。・連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する当面の…
非上場株式の譲渡等にあたって株価算定を行う必要が生じた場合に、将来キャッシュフローを市場の期待収益率を反映した割引率で割引くDCF法が採用されることが多いと思います。そしてこの割引率には通常加重平均資本コスト(WACC)が用いられます。…
今回は、外貨建売買目的有価証券の決算時の処理についてです。受験生時代には簿記の問題ではよく出てきたものの、私の場合、実務上ではあまりお目にかかる機会がないので処理法を確認しておきます。どのように処理すべきかについては、外貨建取引等の…
経営財務3085号(2012年10月15日号)のミニファイルで「実務上不可能な場合」という記事が掲載されていました。その記事によると、「24年3月期では,上場2,486社のうち4社(5件)が原則的取扱いが実務上不可能な旨を開示していた。」と…
JICPAのRSSを見ていたら、”「のれんの減損及び償却に関する質問票」に対する意見について”というものがありました。 内容を確認したところ、企業会計基準委員会から公表され、意見募集されていた「のれんの減損及び償却に関する質問票」に対す…
以前の”「重加算税」部分も遡及修正の対象になるか?”というエントリにコメントを頂きましたので、今回はこの点についてもう一度考えてみます。上記のエントリでの私の結論は、税務調査等によって本税部分を「誤謬」として処理するのであれば「重加…