3月決算の会社は年度末が近づき保有している有価証券の売却等を検討している会社もあるのではないかと思います。法人でクロス取引を行った場合の取扱については、以前も記載したとおり売買処理することはできず、金融資産を担保とした金銭貸借取引として処理…
平成27年度税制改正で改正が予定されている受取配当金の益金不算入割合の改正に関連して、T&A master No.587に「今月までに株式保有で50%益金不算入も」という記事が掲載されていました。この記事では、少し前に”受取配当金の…
今回は、前回に引き続きコーポレートガバナンスコードの内容の確認です。前回確認したとおり、コーポレートガバナンスコードには五つの基本原則が存在します。そしてこの五つの原則に対して、原則1-1・原則1-2というようは細分化された原則が存…
平成27年3月5日にコーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議は「コーポレートガバナンス・コード原案」を正式決定されました。公開草案からは、基本的な内容に変更はないようですが、ここまできちんと目を通していなかったので、内…
最近チェックしていませんでしたが、そろそろ総会の時期かと思って久々に株式会社エナリスのIR情報を確認してみたところ、会計監査人が交代になる旨のリリースが2月23日に公表されていました。監査法人から辞任の意向を表明したのか会社側からの…
T&A masterのNo.586に「一部会計ソフトで事業税が過少に算出」という記事が掲載されていました。この記事によると、平成26年度税制改正で実施された事業税の第六号様式の改正が反映されていない申告書作成ソフトがあるとのことです…
「ソフトウェア取引の会計・財務Q&A 第2版」(有限責任監査法人トーマツ編)のQ4-17「クラウドサービスの提供者におけるソフトウェアの分類」では、ASP、SaaSのサービス提供に用いられるソフトウェアの分類について「複写」というキーワード…
少し前に”非支配目的株式等を買増しい継続保有要件の壁”というエントリで、新たに設けられる株式の区分についても効力発生日の要件が設定されそうだという旨の記事を紹介しましたが、税務通信3352号では異なった見方が示されています。税務通信…
前回に引き続きT&A master No.584から気になった記事についてです。今回取り上げるのは未公開裁決事例紹介の「過年度遡及会計基準による修正は確定決算に該当せず」というものです。この裁決事例(平成26年6月4日裁決)では、臨…
T&A master No.584に「新株発行巡る賠償請求、役員が逆転勝訴」という興味深い記事が掲載されいました。ここで取り上げられていた事案は、当時非上場会社であったアートネーチャーが、取締役らに対して新株を発行した際の発行価額が…