閉じる
閉じる
閉じる
  1. ハイアス・アンド・カンパニー、過去6期の訂正財務諸表にあずさ監査法人が…
  2. 基本手当(雇用保険)の給付制限期間の短縮(2020年10月1日以降離職…
  3. 有報のテキストマイニングによるとESGとSDGs関する記載が増加してい…
  4. 総額表示義務特例が今年度末で期限切れ
  5. 感染対策徹底で10月以降税務調査が本格化?
  6. 「取締役の報酬等として株式を無償交付する取引に関する取扱い(案)」が公…
  7. 東証1部上場会社、指名委員会設置が5割超へ
  8. 在宅勤務手当等の支給増で所得拡大促進税制適用可となる可能性?
  9. ADワークス社-マンション販売仕入税額控除否認問題で勝訴
  10. 2020年年末調整に関係する改正事項
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

IFRS9号(金融商品)の適用時期が延期になったそうです

今週の「経営財務」をぱらぱらと見ていたら、「IFRS9号は適用時期を延期へ」という記事が目に留まりました。

IFRS9号は金融商品の新基準で、従来の金融商品にかかるIAS39号およびIAS32号の見直しを行い順次IFRS9号への移行が行われています。
ただ、色々な論点があるため一気に新基準への移行は予定されておらず、三つにフェーズ分けされた第一フェーズが完了した段階で2009年11月にIFRS9号が公表されました。その後、2010年10月に「金融負債の分類・測定」と「認識の中止」の基準が公表されIFRS9号に追加されています。

上記のIFRS9号の適用期日は「2013年1月1日以後開始する事業年度から」とされ,早期適用も認めていました。

今回、他の金融商品関係の基準開発の遅れなどを理由として、この?「2013年1月1日以後開始する事業年度から」という適用開始時期が「2015年」に延期するという提案がなされたとのことです。ASBJ(企業会計基準委員会)のコメントを含め、大きな反対は出ていない様子とのことなので、適用開始時期は「2015年」に延期されると考えてよさそうです。

なお、内容についても米国において、FASBが金融商品会計の新基準の開発に取り組んでおり、その「分類・測定モデル」がIFRS9号の内容と少なからず異なることが明らかになってきたため,IFRS9号の一部改善では、米国基準との整合を図るような検討の可能性も示唆されているとのことです。

最近、米国基準はIFRSの勢いに押されていたのか、IFRSと異なる独自の路線を行くという感じはありませんでしたが、ヨーロッパの財政危機で活気を取り戻したのか、一番複雑な内容となりそうな金融商品で独自路線を主張してきたというのは、なかなか面白いと思います。
ウォール街の威信にかけて金融商品の基準だけは譲れないということなのかもしれませんが・・・

基準が米国基準とIFRSで割れた場合に、日本はどちらへ動いていくのかも興味深い点ですが、日本も独自路線を行くという選択だけはなしにしてもらいたいものです。

日々成長。

関連記事

  1. 資産除去債務に係る税効果等

  2. 会社更生法はどんなもの?(その1)

  3. 退職給付債務の計算方法を簡便法から原則法へ変更した場合の処理(そ…

  4. 仕事を誇れない会計士?

  5. グループ法人税(その3)-譲渡損益調整資産とは?

  6. 富士フイルムホールディングスが会計監査人の交代を正式に公表

カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 10,161,687 アクセス

ページ上部へ戻る