FORTUNE GLOBAL500に日本企業は68社。米国、中国に続き三番目
2012年7月23日号のFORTUNE誌にGROBAL500として世界中から500社(REVENUE順)が選出されていました。
国別の順位では、
第1位 米国(132社)
第2位 中国(73社)
第3位 日本(68社)
第4位 ドイツ、フランス(各32社)
第6位 イギリス(26社)
ここまでで、合計363社と全体の約7割を占めることになります。
ちなみに韓国は13社が選出されており、当然のことながら韓国の第1位はサムソンで、世界でのランクも20位となっています。
国別の選出社数では、中国を除くいわゆるBRICSで選出されている会社数はまだ多くない点が少々意外でした。
ちなみに、
・ブラジル 8社
・ロシア 7社
・インド 8社
・南アフリカ 0社
となっています。
昨年は国別の企業数で日本は2位だったと記憶していますので、今年中国に抜かれたということになります、中国は昨年61社から73社に増加したと記事のタイトルに記載されていますので、日本で選出されている企業数自体はそれほど変化していないのではないかと思います(昨年のデータが手元にないので推測です)。
では日本ではどのような企業が選出されているのか???
選出されている日本企業のトップは、概ね予想通りではないかと思いますが、
トヨタ自動車(世界ランク10位)
です。
では、日本企業の第2位はどこだと思いますか?
個人的には全くイメージしていませんでしたが、日本企業の第2位は日本郵政グループ(世界ランク13位)です。
68社すべてを紹介するのは手間なので、日本企業で選出されている上位15社だけ以下に紹介しておきます。
第1位 トヨタ自動車(世界ランク10位)
第2位 日本郵政グループ(世界ランク13位)
第3位 NTT(世界ランク29位)
第4位 日立(世界ランク38位)
第5位 JXグループ(世界ランク41位)
第6位 日産自動車(世界ランク42位)
第7位 ホンダ自動車(世界ランク64位)
第8位 パナソニック(世界ランク66位)
第9位 日本生命(世界ランク74位)
第10位 ソニー(世界ランク87位)
第11位 明治安田生命(世界ランク96位)
第12位 東芝(世界ランク97位)
第13位 MITSUBISHI(世界ランク115位)
第14位 東京電力(世界ランク127位)
第15位 MITSUI(世界ランク132位)
なお、第13位のMITSUBISHIと第15位のMITSUIは、表記されていたとおりなのですが、MITSUBISHIは規模的に三菱商事のようです(三菱UFJフィナンシャルグループは第17位(世界ランク144)に存在します)。とすると、MITSUIは三井物産ではないかと思います。
上位に主要自動車メーカー3社が含まれており、やはり日本経済に与える自動車産業の影響は大きいのだとあらためて感じました。
また、最近はまったくいいところがない感じのソニーですが、それでも第10位(世界ランクでも87位)にランク付けられており、世界的なブランドイメージは日本人(私だけ?)が感じるほど落ちぶれていないのだなと思いました。
一方で、東京電力が第14位にランクインしており、やはり化物企業だなと思います。
上位15位までをみて、日立、東芝、パナソニックがランクインしていましたが、世界的に活躍していそうなキヤノンが見当たりませんが、第29位(世界ランク224位)にランクインしていました。
また、ホンハイに買収されたようなものと言われているシャープも第47位(世界ランク356位)にランクインしていますが、来年も日本企業としてランクインしていることを祈ります。
最後に利益ベースで見た場合の世界1位の企業だけ紹介しておきます。
利益で見た場合の第1位はロシアのGAZPROM(Revenueベースの順位は15位)です。
日々成長