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尖閣で世界の目、例によって冷淡-日経ビジネスオンラインより

日経ビジネスオンライに、”尖閣で世界の目、例によって冷淡”という記事が掲載されていました。無料会員登録すると現時点では誰でも閲覧可能です。

この記事では「なぜこの時期にわざわざそんなことをやったのか」(国が尖閣諸島を購入したのか)を海外の人が理解できないということが述べられています。その理由については、「極東のわれわれ、島国が感じている中国の脅威そのものが、欧州などには絶対に伝わらない」とされています。

この記事に書いてある内容は、理解はできるのですが、日本国民が全体的にそのように感じているということではないように思います。それほど、日本国民が中国の脅威を感じているのであれば、沖縄の米軍問題ももっと違った観点で議論が行われていたのではないかと感じます。また、オスプレイの配置にしてもそうではないかと思います。当然、政府サイドでは国防という観点から何が必要かという観点での議論がなされていると信じていますが(最低でも県外とかいっていた発言からするとそうでもないのかも・・・)、それがうまく国民には伝わっていないのではないかと思います。

上記の記事では、中国の外交官が海外に向けて執拗に情報発信(工作)を行っているのに対して、日本の外交官は情報発信力が弱いと述べられています。これが民主党政権下でのことなのか、自民党政権下でも同様であったのかはわかりませんが、以下の部分には共感しました。

もしも野田佳彦総理が、中国でパナソニックの工場が見るも無残な姿になった映像と一緒に現れて、「このような行為を、中国人のうちの心ある人たちは、悔い、遺憾と思っているであろう。12億の民を率いる責任の重みを常日頃感じる立場の指導者たちも、遺憾としているに違いあるまい。両国間には意見の差があり、ときに争いがあるし、未来永劫なくならない。

 かといってその怒りをこのような形でぶつけるべきでない」とまず言っておいて、「しかし、わたしが思い出す、日本で懸命に働くあの人、この人、あの若者、この若者――中国から来た誰彼に、罪はない。長いそろばんを弾けば、日本に来た中国人が、日本の弁護人になってくれることこそ日本の国益にかなう。ここはひとつ日本の国民の皆様には、そういう、長期的視野に立った冷静、沈着な行動をとってほしい。とって下さるものと信じている」くらいなことを、言えないもんでしょうか。
(出典:日経ビジネスオンライン「尖閣で世界の目、例によって冷淡」より)

劇場型の情報発信もうまくやってもらいたいとこですが、日本の政治家にもっとも期待しにくい部分でもあるように思います。

国が尖閣諸島を何故この時期に買ったのかという理由については、個人的には東京都というか石原都知事に買わせるのは外交上危険と考えたからではないかと思います。あの都知事の言動を見ていると、東京都が尖閣諸島を購入したら、中国を挑発する何かを尖閣諸島でやる可能性が非常に高いように思います。なので、さすがに日本政府もやばいと思って購入に踏み切ったというところではないかと思います。

そう考えると、今回の問題の発端は、前回の都知事選で石原氏を再選させてしまった東京都民にあるとも言えます。石原都知事は日本人が士に戻ればいいというような発言もされたようですが、都知事選に出ないといっていたのを翻して出馬した人に言われたくはありません。東京にオリンピックを誘致することを目指しているようですが、隣国とこんな状態にある日本で、平和の祭典オリンピックが開催されるのか・・・

日本経済への悪影響がこれ以上拡大しないように望みます。

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