閉じる
閉じる
閉じる
  1. 18監査事務所が会計士資格を誤表記で有報訂正が必要らしい
  2. 内部統制新基準が2025年3月期より適用に(公開草案)
  3. デューデリジェンス(DD)費用の税務上の取り扱い
  4. テレワークの交通費、所得税の非課税限度額適用の有無は本来の勤務地で判断…
  5. プライム市場上場会社、88.1%が英文招集通知を提供
  6. タクシー、インボイス対応か否かは表示灯での表示を検討?
  7. 副業の事業所得該当判断の金額基準はパブコメ多数で見直し
  8. 総会資料の電子提供制度、発送物の主流はアクセス通知+議案等となりそう
  9. 押印後データ交付の場合、作成データのみの保存は不可(伝帳法)
  10. 四半期開示の議論再開(第1回DWG)
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

「督促OL修行日記」・・・督促って大変なんですね

「督促OL修行日記」(榎本まみ 著)という本を書店で見つけて面白そうだったので購入して読んでみました。「督促」業務を行っているOLの話なんて聞いたことありませんし、本帯の”「今度電話してきたらぶっ殺す」1時間60本ノルマの入金要請の電話かければ、お客様の罵声、怒声、脅しのオンパレード・・・。人見知りで離しベタで気弱なOLが、年間2000億円の債権を回収するまで。”というのに興味を魅かれました。

数時間あれば読めてしまう本ですが、個人的にはかなり面白かったです。信販会社に新卒で就職して、最初に配属されたのが督促を行っているコールセンターであったというそれだけの理由で、督促業務を行い様々な経験をしていくというという内容です。

「年間2000億円の債権を回収するまで」ということですが、決して、華々しいサクセスストーリーではありません。どちらかといえば、つらい環境の中で何とか仕事を継続してきた中での学びについて述べられている本だといえます。

「督促」というと、テレビの特集などで取り上げられている過剰な取り立てなどをイメージしてしまいますが、そうでない督促がいかに難しいのかがよくわかる内容となっています。例えば、キャッシングの場合、契約を結ぶ際に「家族に内緒」「配偶者に内緒」といった項目に✔が入っていると督促の時にも会社名を名乗れないので、怪しまれて本人に取り次いですらもらえないというようなエピソードも紹介されています。(この点については、その条件で顧客を獲得しているのだから、憐れむ必要はないともいえますが・・・)

督促業務を行っていると、逆ギレされることも多々あるようで、昔は「鈴木」とか「山田」とが偽名で督促を行っていたそうですが、今は法律によってそのようなことは行えなくなっているそうです。もちろん、名前だけで顔がわかるわけではありませんが、「今度電話してきたらぶっ殺す」とか言われるコールセンターで本名を明かさなければならないというのは相当なプレシャーだと思います。聞かれたら苗字だけでなく名前まで答えなければならないのかは明らかではありませんが、仮に姓名を明かさなければならないとすると、下手にFacebookもできないというような制約も受けそうです。

通常の業務を行っていても、相手が怒り心頭で電話をかけてくるケースに遭遇するや、すぐに怒鳴る気難しい上司がいるというようなケースもあるのではないかと思います。そのような場合の対処法として、使えそうなテクニックも織り込まれているので、単なる読み物として以上に役立つのではないかと思います。

日々成長

関連記事

  1. 毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方…

  2. 従業員持株会が保有する株式時価総額が6兆円超に

  3. 「なぜ、あの会社は顧客満足が高いのか」

  4. 「英国海兵隊に学ぶ最強組織の作り方」(岩本 仁 著)

  5. 日産自動車の経営者って・・・

  6. デロイトトーマツコンサルティングで異常な退職引き留め?




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 12,962,083 アクセス
ページ上部へ戻る