閉じる
閉じる
閉じる
  1. 有価証券報告書の和暦表示はマイナーに
  2. 清流監査法人に対し行政処分を勧告
  3. 収益認識会計基準ー28社が早期適用【経営財務誌調べ】
  4. 三菱ケミカルホールディングスが任意でKAMの報告を受領
  5. 19年3月期決算短信、2Q予想開示取りやめが2.9ポイント増加
  6. 不動産鑑定士の鑑定評価額、相続税法上の時価と認められず
  7. 一定の短期払のがん保険も資産計上対象に
  8. 日本税理士会連合会が給与所得控除削減を求める
  9. 労働基準法上、賃金の一部または全部を外貨で支払うことは可能か?
  10. 東京都令和元年10月1日以後の外形標準課税の超過税率が決定
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

社長交代で事態終息を図るエナリス

今期および上場申請期の財務諸表を大きく修正して注目されていたエナリスですが、12月19日に社長が交代する旨のリリースを公表しました。

今回の不適切な会計処理に関与した代表取締役社長と取締役会長は取締役を辞任し、社外取締役であった元Googleの副社長である村上憲郎氏が代表取締役社長に就任するとのことです。

なお、会社が同日公表した「第三者調査委員会からの追加報告書の受領及び再発防止策に関するお知らせ」によると「当社は、本件取引を主導した取締役に対して、本件取引により生じた損失について補填するべく必要な対応を求める次第です。」とのことですので、辞任した取締役に対しては今後会社が責任追及するようです。

今までどうしてこんな対応するのかなという対応が続いていましたが、今回の対応はなかなかうまい対応だと感じました。残っている常勤の取締役が代表取締役に就任するのではなく、村上憲郎氏が代表取締役に就任するということでなんとなくきちんとした経営を行ってくれそうなイメージをもちます。

もっとも、村上氏が今回代表取締役に就任したからと言って、今後も社長を継続するのかは定かではありません。新たに取締役を選任するには総会を開催しなければならず、このような状況下で総会を開催するのはある意味自爆行為ですので、とりあえず村上氏でつないで、12月期の総会で別の代表取締役を選任するということも考えれます。

同社は今後「売上を過度に重視する経営方針の見直し」を図ることを掲げており、「今後は売上だけに過度にこだわることなく、利益額・利益率・キャッシュフローの観点などを経営方針の指標に据え、企業の継続的・安定的発展に配慮した経営方針に転換いたします」とのことです。

今回の対応を受けて、市場ではストップ高となりましたが、三期連続で営業CFのマイナスが見込まれる同社が、来期どのような業績予想を開示するのかが気になります。

日々成長

関連記事

  1. 1Q・3Qで「当社業績に関する一部報道について」をリリースしたモ…

  2. 平成30年3月期の有価証券報告書作成に係る主な改正点(その1)

  3. そういえば、四半期開示の存続はどうなった?

  4. エナリスは調査委員会の調査結果報告を何故公表しないのだろう?

  5. 粉飾決算の事後処理にかかる費用はいくらくらい?

  6. 有価証券報告書と事業報告記載の一体化に向けた留意点(その3)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー



ブログ統計情報

  • 8,284,710 アクセス
ページ上部へ戻る