ANAマイラーは電子マネーnanacoの利用を要検討
最寄りのコンビニがセブンイレブンではなく、最寄りの大型スーパーがイトーヨーカドーではないので、今までセブン&アイ・ホールディングスの発行している電子マネーnanacoは利用したことがありませんでした。
ところが、今年の3月からANAマイレージとnanacoのポイントが交換できるようになっているという事実に遅ればせながら気づきました。
コンビニの利用代金もiDを使用するようにしてマイルを獲得するようにしていたり、少額であっても勇気をもってクレジットカード利用している場合、大きな影響はないのでは?と思うかもしれません。
しかしながら、大きな影響があるかもしれないのです。
何がそんなに大きく影響する可能性があるのかというと、それは税金等の支払です。もちろんどの税金を納めるかは個人の状況によって異なるわけですが、自動車税、固定資産税、住民税、国民年金保険料などの納付書をコンビニで現金払いしていませんか?
通常コンビニでは税金等の収納代行の支払をクレジットカードで行うことができませんが、セブンイレブンの場合は電子マネーであるnanacoでの支払は可能です。税金をnanacoで支払ったことによるnanacoポイントは獲得できませんが、クレジットカードからnanacoへのチャージについてはクレジットカード側でのポイントが獲得できます(注:nanacoを含む電子マネーへのチャージに対してポイントが付与されないカードも多いので、チャージするクレジットカードの選択には注意が必要です。)。
つまり、間接的に税金等の支払いでマイルを獲得することができるということです。
注意点は以下のとおりです。
1.クレジットカード側でnanacoへのチャージがポイント付与対象かを確認する必要があります。
2.nanacoの発行には1枚当たり300円かかる
3.nanacoにチャージできる上限金額は5万円(1回あたりの上限は29,000円)
4.1枚のクレジットカードからは1枚のnanacoにしかチャージできない
5.ただし、nanacoモバイルは別枠で5万円使用できる。
つまり、5万円以上の支払を行う必要がある場合、10万円までであればnanacoモバイルを利用するか、nanaco2枚+クレジットカード2枚を準備する必要があります。
なお、nanacoモバイルについては、iphoneでは利用できませんので、iphoneユーザーはnanaco複数枚+クレジットカード複数枚という選択肢しか残されていません。
漢方スタイルクラブカード+ANA JCBカードというような組み合わせでクレジットカードを有している場合、支払額が5万円を超えることが多いのであれば初期費用300円には目をつぶり10万円まで利用するほうがお得だと思います(nanacoモバイルが利用できれば15万円まで対応可能)。
一方で、そこまでは・・・という方でも、従来コンビニで現金で支払っていたのであれば5万円まではクレジットカード⇒nanacoでマイルを貯めることができるので、検討の余地は十分あると思います。
参考にしたのはこちらのサイト
ANAマイラーはnanacoを利用すべし
日々成長