結果的に対極的な日本株とNY株
元旦の読売新聞朝刊に「NY株上昇率5.5%-前年比 米経済改善の兆し」という記事が載っていました。この記事によると、30日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は前日値69.48ドル安の1万2217.56ドルと反落して2011年最後の取引を終えたものの、11年のダウ平均は10年末比で5.5%上昇し、3年連続でプラスを維持したとのことです。
なお、ハイテク銘柄が中心のナスダック店怒涛市場の総合指数は、年間で1.8%下落したようです。
2011年の主要株式指数について2011年1月当初を100として推移を確認したところ以下のようになっていました。
最終的には上海総合指数の落ち込みが一番激しかったということになりますが、日経平均もそれほど大きな差がなく落ち込んでいます。
日経平均の推移をみると東日本大震災により大きく下落したことが分かりますが、その後の変動の傾向はダウ平均と似ていますが、4月~8月のダウ平均と日経平均のグラフの間隔が最終的に広がってしまっています。
欧州危機といわれながらも2011年当初の約90%は保っているFTSE100と比較すると、日経平均および上海総合指数の落ち込みが目立ちます。
アメリカも決して景気がいいというわけではなく、むしろオバマ大統領も雇用を創出するためにどうすればよいのがいい策が見つからないという感じですが、ダウ平均に織り込まれている有力企業はしたたかに業績を改善させているということのようです。
ダウ平均と日経平均の差が2012年は少しでも縮まればよいですが・・・・
どうなることやら。
日々成長。