閉じる
閉じる
閉じる
  1. 無償交付も現物出資型のRSも退職給与としての取扱いは同様
  2. 重要な会計上の見積り開示項目-連結では平均1.7個
  3. 内部統制報告制度強化等は先送り
  4. 自宅兼事務所に必要経費、合理的であれば在宅勤務FAQの方法も可
  5. 電子取引データ保存、紙でも受領する場合の取扱いが明確に
  6. 「四半期開示」はどこに落ち着く?
  7. 電子取引データ保存・・・メールデータは範囲検索できなくてもよいらしい
  8. 株主総会資料の電子提供制度に対応する定款変更はいつ実施?
  9. インボイス制度導入により売手負担の振込手数料処理が煩雑になるらしい
  10. RSは退職給与として損金算入が認められない
閉じる

出る杭はもっと出ろ!

新規上場予定情報が証券印刷から情報漏洩したらしい-FACTA2016年2月号

忙しくて目を通すことができないでいたFACTAの2016年2月に興味深い記事が掲載されていました。

そのタイトルは、”新規上場予定「ダダ漏れ」宝印刷”です。

FACTAが独自に入手したとされるリストの一部が掲載されており、会社名、直前決算期、上場予定日、市場、主幹事証券、監査法人、証券代行が記載されています。

掲載されているリストは2016年2月~2016年6月を上場予定日としています。記事によると宝印刷はリストが2015年秋ごろに社内で作成されたものであることを認めたとのことです。

このリストは”「営業活動の進捗状況や受注の可能制などを社内向けにまとめたリストで、日々更新しているもの」”で、社内用の管理台帳であったとのことです。FACTAが取材を申し込んだ直後から、どこから情報が漏れたのかを特定するため、年末にかけて大騒ぎになったとのことです。

”宝印刷ではこの管理台帳を日々更新しているが、更新前の情報は上書きせずにそのまま保管している。これと漏出したリストを照合すると、どうやら管理台帳のコピーに誰かが細工を加えたものらしいことがうかがえる。編集部に届いたリストにも複数箇所を切り貼りして、一部の銘柄を削除した痕跡がある。漏出元の特定を避けるためか、作為があるかもしれない”と記載されています。

漏出したデータについて、”不幸中の幸いは、やや古い情報であるため、情報の確度が低い点だ”とされています。

3月上場予定の会社としてリストには8社が掲載されていますが、その中の一つに「Fssb」という会社があり、上場日:3.16、市場J:Q、主幹事:野村、監査法人:太陽、というものがあります。

現時点で公表されている上場予定会社を確認すると、富士ソフトサービスビューロー(株)という会社が3月15日にJQに上場することが承認されていました。主幹事は野村證券、監査法人は太陽監査法人で、富士ソフト(Fs)サービス(s)ビューロー(b)ということなのでしょう。
というわけで、一概に情報が古いといって斬り捨てることはできないレベルのものであることは間違いないでしょう。

このような情報漏洩は今回に限らず、ある程度継続していたのではないかと考えられます。そう考えると、上場準備中の会社に上場するという噂を聞いてきましたと関係が無い証券会社が訪ねてきた理由も納得できます。

上場準備期間中にやっかみ半分で変に足を引っ張られることがないように気を使っている会社は多いので、このような情報漏洩は上場準備中の会社にとって非常に迷惑な話です。株式市場の環境も悪化しているので、時期を延期している会社もでてきていると考えられますが、リストに記載されている20社程度の何社が実際に上場するのかについては注目です。

日々成長

関連記事

  1. 6月上場の最初の承認会社はなんとなく不思議な感じがする会社

  2. 2018年上期IPOは40件(PRO除くと36件)

  3. (株)グラフィコのIPO承認取消の原因は?

  4. 従業員持株会(その2)-従業員持株会の形態

  5. 2020年のIPOは13年ぶりの高水準

  6. 2019年IPO会社の監査報酬動向など




カテゴリー

最近の記事

ブログ統計情報

  • 11,580,644 アクセス
ページ上部へ戻る